セシル文庫<br> ロクデナシよりロクデナシ

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セシル文庫
ロクデナシよりロクデナシ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784774725741
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ロクデナシに監禁されていたところを、弟のように思っていた千里に助けられ、ついに結ばれた里和宣章。逃げられたといっても重傷を負っている千里が心配でたまらない。逃れのがれてやっと安全な自宅に戻ったと思ったら、千里を捨てた父親の企みにより、新たな波瀾がまきおこる。どんどん追いつめられる宣章に、またロクデナシの魔の手が襲いかかり…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そらねこ

24
ロクデナシ② ①より更にう~ん…と唸った。脇役の甲斐と設楽が余りにも幅を利かせてて、主役CPを喰い過ぎ。主役は千里×里和の筈なのに里和への甲斐の想いにちょっと同情するくらいの想いの深さ…(強姦だけど)…と思いきや、既に設楽と一緒に暮らしてるってどーゆーこと?はぁ?と呆れるほどのロクデナシぶりにメインが霞みまくりです。はぁ…。面白い人達だこと、ははは(;´Д`)と思えるならば読んでみても。こっちがスピンなようなので先に甲斐×設楽の話読んだ方が良かった?それでも里和への執着読んだらアレかな。う~ん…2017/06/03

みずほ

12
小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 「最果てのロクデナシ」の続編。甲斐と設楽と千葉は、自分を悪と認めた潔いロクデナシ。自分の汚さを認めない偽善者のロクデナシの方がもっと醜悪なのだと波多野とその両親を見てつくづく思った。樹生さんの”ロクデナシ”は生き生きしてるね。だから不快感があっても読んでしまうかな。久々に千葉登場。千葉カップルは上手くいってるようだ。里和が甲斐を愛していたら、甲斐が設楽を愛せれば、丸くおさまってたわけで、執着の一方通行が生んだ悲喜劇といえる。でも、ラストを考えると、また続編があるのだろうか?2012/12/17

那義乱丸

12
読んでも読んでも。自分の感情の置き所が掴めず、登場人物たちに振り回されてたんだけど。私の中ではっきりしてたのは千里の父が許しがたい人物であるということだけ(笑)で、なんのかんのと思いつつ読み終えてみれば。タイトルの意味することそのものだとわかり私の気持ちもストンと着地したという。まさしくロクデナシよりロクデナシだったwwwあと、私は何気に甲斐がお気に入りだったり♪これやっぱ「限りなく」シリーズを読んでるともっと楽しめるんだよね?私、まだ全部揃えてないから読めてないんだけど。あと1冊になかなか巡り会えなくて2012/12/12

kat

5
里和さんは諦めて甲斐のとこに行けばいいんじゃない??と思うのだけど、なんというか揺るがない人でした(笑)久しぶりに高須賀登場で、また限りなく~シリーズの二人をメインに読みたい!と思いました。慧二にお相手が出てくることはないのかな??2012/11/25

de sang-froid

4
年下攻BL。②ロクデナシ・甲斐の手から逃れた千里と里和だが、甲斐は里和を諦めない。はぁ、里和の揺るがなさ、甲斐の里和しか愛せない性格、千里の非力さも残酷。身投げは胸が痛くなった。受け入れられないにしても、これも強い繋がりには違いない。甲斐が報われる日は永遠に来ないのか?(「最果てのロクデナシ」の続編、「限りなく~」スピンオフ。「WARUM」に設楽と加賀で短編収録。) ミス・プリ多かったので、修正して重版されたらいいな。2012/11/22

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