セシル文庫 悪魔との新婚生活

樹生 かなめ【著】

コスミック出版（2011/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 253p／高さ 15cm
• 商品コード 9784774724256
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

魔界の大公爵アスタロトと結ばれた俊介。生活が落ちついてくると失ってしまった家族を思い出して、悲しみが募り嘆くばかり。そんな俊介を見て、アスタロトも慰めるが根本的に悪魔の美学も考え方も人間の倫理観から遠くかけ離れていて、お互いの気持ちが理解できずに度々ケンカをするようになってしまう。そこに天使長ミカエルも現れ騒動になり、事態は混迷の一途をたどるばかりで―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はつばあば]

悪魔の美学と考え方の違う人間の倫理観、そしてミカエルまで登場し・・どんな事になるのだろうと心配したが、上手く回って一安心。世の中、人は悪魔に魅入られるというが本当に悪魔の仕業なのだろうか・・浅ましい。宗教と聖職者がいなくなれば世界の紛争は無くなるって言うのはアタリかな。宗教家と政治家はお金と言う面で御神酒徳利だものねぇ

2019/12/02

[楓]

新婚生活って甘いだけじゃないってのがよくわかりましたーー！ww　いやー、やっぱり悪魔との新婚生活だけあってかなりハードでしたね。そして前巻同様さりげに残酷なシーンも入っていたり・・・！悪魔だけのことはあるわ。次はいよいよ子供が！楽しみです！！

2013/03/17

[草薙香里]

悪魔と天使の戦争は凄い事になりそうだ…１巻ではアスタロト嫌なやつだなと思っていたけど意外と可愛いですね。あと悪魔に憑かれている人間多すぎですな。

2014/03/12

[kat]

天界ｖｓ魔界？みたいなお話だった。最後は、サタンとミカエルの壮絶な兄弟喧嘩に、みんな巻き込まれてるってわかりました（笑）

2013/05/09

[de sang-froid]

BL。②家族を失い荒れる俊介を、宥めようとするアスタロト。サタンをぶん殴るとこはスカッとしました。挿絵の線が太くなっちゃったんですね、残念。（→「悪魔との赤ちゃん｣に続く)

2012/11/19