内容説明
二宮金次郎は薪を背負って勉強していただけの男ではない。思想家として、農村指導者として、財政再建者として活躍。スケールの大きい実業家、政治家、革命家という面をも持っている。自ら体験し、編み出したその教えの数々を今こそ見直すべきなのだ。
目次
序章 今、なぜ二宮金次郎なのか
第1章 少年時代の金次郎に学ぶ
第2章 金次郎と「積小為大」について
第3章 金次郎がいう「推譲」の理念とは
第4章 金次郎の唱える「勤労」の原則
第5章 「分度」を守るということ
第6章 「至誠」と実行が華を咲かす
第7章 金次郎が目指した「一円融合」とは
第8章 二宮金次郎と「報徳」の心
第9章 金次郎と「心の田」の開発ということ
第10章 金次郎の「仕法」という繁栄への道
終章 次々と続く改革と金次郎の死
著者等紹介
清水將大[シミズマサヒロ]
1943年、東京生まれ。法政大学卒業。廣済堂出版編集部長を経て、アートブック本の森を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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