コスミック時代文庫<br> やぶひげ祥庵―闇のひめごと

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コスミック時代文庫
やぶひげ祥庵―闇のひめごと

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784774722764
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

夏も近い漆黒の闇夜。薬研堀の医師・祥庵が永代橋の上で出会った若い女。女は深川富岡の雨具屋の一人娘で、所用の帰りの夜道にうっかり転んで足を挫いてしまったという。一人で歩けそうもない女の身を案じた祥庵は、往診の送り人に付いてくれていた深川八幡・上総屋の手代・弥吉に女を託し、家まで送らせることにした。だが、それを最後に弥吉は失踪。折りしも江戸の街は、若い男を狙うというお狐様騒動の真っ最中で、弥吉の行方知れずは、お狐様のかどわかしだと大騒ぎになってしまった。祥庵は、女の顔を手がかりに事の真相を探るべく動きだす。だが調べが進むうち、弥吉が女を食いものにする極悪人だったことが明らかに…。好評シリーズ第三弾。

著者等紹介

広山義慶[ヒロヤマヨシノリ]
1937年大阪市生まれ。早稲田大学仏文科卒業。フランス語の翻訳、児童文学やTVドラマの脚本執筆など数々の職業を経て、1983年長編社会派推理『夏回帰線』の発表を機に作家業に専念。2006年、長編時代小説『老中の首』(秋山慶彦名義)を発表。以降、時代小説の分野にも精力的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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