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内容説明
敗色濃厚にもかかわらず本土決戦を怒号する陸軍に対し、海軍は秘策を練っていた。太平洋に浮かぶ硫黄島の要塞化である。米内海相は米軍が本土爆撃の中継基地としてこの島を必ず狙うと踏んでいたのだ。果して、米海軍は第52、54任務部隊と三万に及ぶ海兵隊を送り込んできた。守備隊の総司令官・栗林中将は火山による地熱に苦しみながらも島内地下に縦横にトンネルを掘削、米海兵隊の上陸を待ち受ける。一方、海軍も海底基地に特殊潜航艇などのあらゆる兵器を準備した。2月19日、米軍は上陸作戦を開始した。三日間で占領すると豪語していた米軍だったが、日本軍の秘略の前に戦いは長期化。帝国海軍は戦局を逆転すべく、戦艦大和を旗艦とする奇襲部隊に出撃を命じた!長編戦記シミュレーション・ノベル。
著者等紹介
竹内誠[タケウチマコト]
1963年、東京都品川区生まれ。ゲームデザイナーを経て、数々のゲーム攻略本を執筆、これが文筆業のきっかけとなる。この後、ゲーム・ノベライズ、ファンタジー小説と執筆の舞台を広げ、オリジナリティあふれる作品を手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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