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内容説明
朝鮮半島を舞台に日本をも巻き込んだ戦乱は、中国の仲介によって一応の終息を見た。だが平和も束の間、今度は中国軍が尖閣諸島に侵攻を開始。中国は旧領回復の野望を果たすべく動きだしたのだ。第二次朝鮮戦争で消耗した自衛隊は、単独では中国軍を応撃できないと判断し、台湾と軍事同盟を結んで出撃。尖閣諸島の奪還に成功する。だが、これが中国に「内政干渉」という口実を与えることになり、事態はついに対日宣戦布告へと進展してしまった。あまりの弱腰外交のため、講和条件として沖縄と北海道を失った日本。だが、日本政府に見切りをつけ、アメリカに亡命政権を作った自衛隊は、日本再興のために再び中国軍と戦うべく立ち上がった。
著者等紹介
霧島那智[キリシマナチ]
1947年生。富士市出身。静岡高校、東京大学卒。生物系大学院博士課程修了。『聖断帝国空軍の進撃』でデビュー以来、シミュレーションノベルスの人気作家として数多くのベストセラーを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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