内容説明
希望ヶ丘小四年の兎田士郎は神童と呼ばれるほど頭がよく、同級生たちにも人気がある。だがその分、何かと友だちに頼られ、苦労する日々だ。今日も今日とて、友だちの理不尽な親から無理難題をふっかけられ、運動音痴な士郎には不利な勝負を引き受けざるを得なくなる。絵に描いたような巻き込まれトラブルに、見守る家族に心配されながらも、士郎はチャレンジすることに。ズタボロになりながらもへこたれずに立ち向かっていく士郎だったが―。「男系大家族シリーズ」のスピンオフ第2弾。
著者等紹介
日向唯稀[ヒュウガユキ]
BL.TL.キャラノベなどライトノベルを執筆
兎田颯太郎[トダソウタロウ]
BL.TL.キャラノベなどライトノベルを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はつばあば
34
あぁ・・ごめんね(^^;。私も結構アホな母親やったから、両親から「あんたの子だけがアホやったら・・と心配したけど・・」と言われてました。まぁ士郎君みたいに出木杉君じゃないけれどほどほどの甲乙つけがたい美人姉妹。そんな娘を授けてくれた爺さんに感謝(笑)。小学4年生にしてこれだけずば抜けていれば・・自分の地盤を築くのは小学生じゃしんどかっただろう。今の小学校の先生は大変です。親の方が学力が上だと「下手に触らん方がいいか」など思ってしまうのじゃないかと。昔は医者と教師と坊主には逆らえんというほど力があったのに2023/12/03
しましまこ
25
今回も天使が勢ぞろいな兎田家、ブラコン具合いが微笑ましいこと。キレキレの士郎くんはもちろん、クールに見えて実は甘々保護者な充功兄ちゃんも良いよ~。ただ訳分からん大人達のウダウダが余りにも都合良くまとまり過ぎてあれれ感が・・・2017/07/22
瀧ながれ
24
今回は、充功くんがなかなか頼もしく活躍していたのが嬉しかったです。三男という微妙な立ち位置で中学生という難しい季節に、ちっさくて癖の強い弟たちにわらわらとなつかれて、心身ともに忙しいと思いますが、ちゃんとお兄ちゃんをやってるんですな。あと、運動が苦手でもたもたと走る士郎に無神経な声をかけた教師に、樹季くんが泣いて反論した場面が、すごく好きです。よく言った!と思いました。これは士郎くんのすごさを描くシリーズかもしれませんが、中間子を主人公としたことで、結果として兄弟の上下関係がよく見えておもしろいです。 2017/07/26
いぼいのしし
22
シリーズ2。ほんわかした話を期待したけど表紙のイメージと違ってギスギスした話だった。2021/12/20
うにすけ
13
こちらだと士郎君の苦労がハンパないので可哀想になる…頭の良い小学生は大変だなぁ~~~2017/08/16