内容説明
胸に懐剣を秘めて、御高祖頭巾の女が浅木龍之介を訪ねてきた。頭巾を外すと、ふるいつきたくなるような好い女だった。名を妙といい、恥を忍んで…と話しだす。妙の許婚の相次ぐ変死、不可解な死に様、祟られているとしか…龍之介は、これは救ってやらねば、と決意する。江戸に闇の帳が下りる。妙に危機が迫る。敵はやはり生霊だった。龍之介は諸刃の霊刀を抜き放ち、敵を斬撃していた。異色の書ろし傑作・怪奇時代小説。
著者等紹介
白川龍一郎[シラカワリュウイチロウ]
青森県出身。昭和35年生まれ。青森県・私立松風塾高校を経て、国学院大学院卒業
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