著者等紹介
岡田千晶［オカダチアキ］
大阪府生まれ。ボローニャ国際絵本原画展２０１０ほかの入選・入賞歴がある
おかだこう［オカダコウ］
京都府生まれ。児童文学作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
91
森はまだ冬色。春が待ち遠しい子うさぎのブブ。初めての春を見つけるために外に出てみると大きなシロクマと出会う。高い枝の上から朝日を浴びて春を感じるシーンは清々しく素敵。とても優しい目をしたシロクマと無邪気なブブのやりとりもほのぼの温かい。もうすぐ春です🌱今の季節にぴったりの絵本。2019/02/28
神城冥†
48
ブブが、無邪気で可愛い。そしてシロクマさん、優しい。2018/08/23
ぶんこ
42
うさぎの末っ子ブブは、春を知りません。お兄ちゃんたちが木の枝に登って海を見ては「春がくる」というのを羨ましく思っています。そんな冬の日、ドドーンと大きな音がしたので見に行くと、白い大きなクマさん。クマさんが手にブブを載せて枝に移してくれました。遠くに初めて見る海。シロクマさんを春と勘違いするブブが可愛い。雪原の、色の少ない絵なのですが、寒さよりは暖かさを感じました。2025/06/10
tokotoko
42
春を知らない、小さいうさぎブブのお話。腕白なお兄ちゃん達の真似がしたいけど、そうもいかず、ちょっぴりくやしい。でも、優しいお母さんがいる。次に出逢う白クマくんも、口数は少ないけど、とても優しい。そして、白クマくんとブブが見た春の始まりの景色が、とってもキレイです。みんなきっと春を待ってるけど、みんなの優しさがすでに「春」だよって思えて・・・あたたかい気持ちが生まれました。きっと読んだ方みんなに、春が届くよ！2014/04/18
papapapapal
37
春を待つ子うさぎたち。末っ子のブブはまだ春を知りません。はるってなんだろう…どんなだろう…。そんなある朝、遠くから聞こえる「どーんどーん」という音に目を覚ましたブブは、こっそりおうちを抜け出して、春に会いに行きますが…。 冬の色と春の色、小さなうさぎと大きなくまのコントラストがとっっても素敵。表情豊かで愛くるしいうさぎたち。くまさんの優しさ。そして春を待つワクワク感！ ん〜〜〜、かわいすぎる！！2019/01/20
