著者等紹介
シゲタサヤカ[シゲタサヤカ]
1979年生まれ。短大卒業後、印刷会社での勤務を経て、「パレットクラブスクール」で絵本制作を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
89
驚異の発想力♪ シゲタサヤカさんは「蝶々はおとなになると、幼虫の時あんなに好きだったキャベツが食べられなくて悲しくないのかな」と思ってこの本を描いたそうです。ジュースにすれば味を感じることはできるけど「やっぱキャベツは歯応えだ。こんなストローみたいな口じゃダメだ~」と満足できません。そこに現れたのが、スーパー過ぎる八百屋のおじさん。店の品物をブレンドして特製ジュースを作って蝶々たちに飲ませると……驚きの進化を遂げるのです。Σ( ̄皿 ̄;; ここここ、怖い。読み終えた後、ツッコミたくなること確実です。2014/10/24
nakanaka
88
面白かったです。シゲタ作品は全部好きですが一番好きかもしれません。まず目を引くのがインパクト抜群の蝶々の姿ですね。蝶々に見えません(笑)また蝶々が幼虫時代に食べたキャベツの味が忘れらず八百屋に行くという奇抜なストーリーに驚かされます。しかも八百屋でのやり取りはさらに斜め上をいきます。さすがシゲタ先生!2016/05/01
mincharos
77
あおむしだった頃を思い出して、どうしてもキャベツが食べたい蝶々たち。八百屋のおじさんが作ってくれた特製ジュースを飲んだら、なんとみんな八百屋のおじさんになっちゃった!思う存分キャベツをかじって大満足。お店も人手が増えて大繁盛!特製ジュースの秘密に後から気付いたーー!!八百屋のおじさんが大量発生なページはすごく圧巻で面白い。蝶々の顔もキモかわいくて好き。シゲタさんいいわー!!ベッドで寝るのに飽きたので、別の部屋にテントを張って、その中で子供と3人で寝た日に読んだよ。2017/09/30
忠犬じろレポ
68
これが”シゲタサヤカ ワールド”なのでしょうか。鍋、まな板、帽子までは、”なるほど”と発想もできましたが。これはさすがに・・。この時期はキャベツ高いから”そんなに食べたら損するよ”と勘ぐってしまう大人になってました。 小説を読む合間に、頭の中を切り替えるのには、絵本もいいですね。 もう少しチョウチョが可愛いといいのに。 (^^; でも絵本って素直に笑えますね。2013/03/16
ヘタ
67
やはり食べつけたものは美味しいね。とくせいジュース、なるほど!!! やおやのおじさん、うまいこと考えたなぁ。2018/02/18