内容説明
たすけて、わんたくん。わんたくんは、大事な友だちをすくえるか?
著者等紹介
みきすぐる[ミキスグル]
横浜市在住。日本大学芸術学部映画学科卒業。絵本作家きむらゆういち氏、宮本えつよし氏の「ゆうゆう絵本講座」にて学ぶ。幼児向け雑誌などで童話の執筆を中心に活躍
高畠那生[タカバタケナオ]
東京都在住。東京造形大学絵画科卒業。第4回Pinpoint Picture Books Competition入選。同年、第25回講談社絵本新人賞佳作受賞。絵本作家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
76
一人ぼっちでともだちがいないネズミに、「じゃあ、僕となろうよ」と、イヌが赤い風船を渡す心温まるシーンから始まるドタバタ劇。風船の浮力が強すぎて、ネズミがつかまったまま、風に飛ばされてしまったのだ。大変!すぐに助けなきゃ!イヌは風船の飛ぶ先にいるカエル、ウサギ、サル、キリンに「ネズミさんをつかまえて!」と声を掛けながら走る。みんな、快く協力してくれるのだが、ジャンプ力が今ひとつで届かない。最後は全員の力を結集させるも…。大げさな視点の転換とミッション失敗の際のわびしい余韻シーンが笑える。娘にも大ウケだった。2015/12/06
yumiha
22
子どもは繰り返しのパターンが好き。もし読み聞かせをしたら、何度も出てくる「いち、にいの」を途中から声を揃えて言ってくれそうな気がする。ねずみくん、わんたくんと友達になれたけど、かえるさんもうさぎさんもさるさんもきりんさんも、きっと友達になれると思うよ。2015/12/21
あおい
17
ひとりぼっちのねずみくんに「友達になろう」とわんたが渡したプレゼント。これが原因でとんでもない事に!いろんな動物巻き込んでの大騒動。高畠さんの絵すごくいい。2016/09/01
gerBera.m
16
2010初版★犬君がネズミ君に贈り物をするのですがその風船のためにえらいこっちゃに。大きなかぶみたいでたのしかった。幼児から低学年むけ2015/12/16
そうさん
13
5歳2ヶ月。何だ、このドタバタ劇。風船を手に持ったら飛んでいってしまったネズミ君を皆で力を合わせて助けようとするが…。子どももツッコミながら楽しく聞いていた。2019/10/05