内容説明
ぶうぶはじてんしゃでさんぽへでかけた。どろんこみちをびちゃびちゃびちゃ。すると、くろいおおかみが!でも、「ひゃあ、おばけ!」おおかみはにげてしまった。ぼく、こぶたのぶうぶだよね…。
著者等紹介
あまんきみこ[アマンキミコ]
旧満州生まれ。「びわの実学校」同人。主な作品に「車のいろは空のいろ」(ポプラ社・日本児童文学者協会新人賞)「ひつじぐものむこうに」(文研出版・サンケイ児童出版文化賞)「おっこちゃんとタンタンうさぎ」(福音館書店・野間児童文芸賞)「だあれもいない?」(講談社・ひろすけ童話賞)「ちいちゃんのかげおくり」(あかね書房・小学館文学賞)など。2004年、「きつねのかみさま」(ポプラ社)にて日本絵本賞を受賞
武田美穂[タケダミホ]
東京生まれ。絵本の作品に「となりのせきのますだくん」(絵本にっぽん賞、講談社出版文化賞・絵本賞受賞)、「ふしぎのおうちはどきどきなのだ」(絵本にっぽん賞)、「すみっこのおばけ」(日本絵本賞・読者賞、けんぶち絵本賞グランプリ)、「おかあさん、げんきですか」(日本絵本賞大賞・以上ポプラ社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はな
20
図書館本。オオカミや子ぎつねにおばけ!!と怖がられて僕はこぶたのぶうぶじゃないのかな?と不安になっていたところにお母さん。やっぱりお母さんは分かるよね^-^と一安心。危ないところに行ってしまいおしりぺんぺんされていたけれど、お母さんの愛がしっかり伝わるお話でした。2015/07/18
遠い日
11
ひとりで遠出して、水たまりに突っ込んで、転んで滑って泥だらけ。ひとり遊びの楽しい代償は、ぶうぶがぶうぶでなくなったこと!?あまんさんのいつもの世界より、輪郭がはっきりした印象の物語。おかあさんの心配と愛情が、ひしひしと感じられる最後がすてき。2015/04/16
anne@灯れ松明の火
8
(再読)イベントで、作家さんご自身の読み聞かせ。あまんさんは、変な技巧を凝らすことなく、ゆっくりゆっくり、丁寧に読んでくださった。誰も気づかなくても、お母さんにだけはわかる。やっぱりお母さんってスゴイね!2012/10/07
読み人知らず
6
哲学的なおはなし。お母さんの愛情がいいです。2016/07/30
びすけっと
3
2009年7月刊。うん、自転車の遠乗りは楽しいぜ。水たまりもへっちゃらだ。どろんこ真っ黒になったら、心配になってしまった。でもでも、お母さんはきちんとぶうぶとわかってくれた。よかった、ぶう。2014/05/13