内容説明
はるになりました。ほかのゆきだるまはみんなとけてしまったのに、ゆきダルムはなかなかとけません。「どうして、ぼくだけとけないのかな…」。もうすぐとけてしまう雪だるまが生まれてはじめて、恋をした。ちょっと切ないラブストーリー。
著者等紹介
伊藤正道[イトウマサミチ]
絵本作家、イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いろ
15
表紙の可愛らしさに惹かれてお持ち帰りしたけど,読んでみると思いがけず切ないお話だった。9歳男児「僕,もっと楽しい本かと思った。楽しいお話の方が好き。」と再読せず。春でも溶けなかった雪だるまのダルム。足があった!バイオリニスト女子と友達になった!…というお話。思いがけないアイデアがあったり,色々心惹かれるテイストも多いんだけど,思っていたのと違う展開にアレっとなるところもいくつかあって,それが悪いわけじゃないんだけど,心が乗って行かなくなるのが残念。。切ない友情の素敵なお話ではあるんだけどなぁ。2018/01/23
円舞曲
13
ちょっと、切ないおはなしでした。2018/03/15
ごんたろう
7
この雪だるまは春になっても溶けない。歩き出して教会に住む。ミリアという女性と出会う。雪だるまが溶けて消えてしまうという不幸と、ミリアと理解を深めていくという幸福とが交差する。逆に言えば、離れたり死んだりするからこそ今この瞬間が輝く。風景が美しい。典型的な恋愛映画。…ただ私は否定的である。ミリアも、ダルムくんも、魅力的には描かれていない。迷いや葛藤もない。ひたすら幸と不幸に向かってまっすぐ進む。その方が、全ての読者が共感しやすいのだろうが、深みは無い。恋愛を描いているようでいて、実際には死からの逃避である。2015/12/05
♫ Rena 9才 ♬
2
コンサートのはなしがきけなかってざんねんだった。2011/11/14
きゆやすか
2
「ママ最後のとこちゃんと見た?」とは三年生次男の発言。ちゃんと気づいて欲しいのね。もちろん見ましたよ~ 2011/11/07




