ゆきダルムくん

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 25cm
  • 商品コード 9784774611112
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

内容説明

はるになりました。ほかのゆきだるまはみんなとけてしまったのに、ゆきダルムはなかなかとけません。「どうして、ぼくだけとけないのかな…」。もうすぐとけてしまう雪だるまが生まれてはじめて、恋をした。ちょっと切ないラブストーリー。

著者等紹介

伊藤正道[イトウマサミチ]
絵本作家、イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いろ

15
表紙の可愛らしさに惹かれてお持ち帰りしたけど,読んでみると思いがけず切ないお話だった。9歳男児「僕,もっと楽しい本かと思った。楽しいお話の方が好き。」と再読せず。春でも溶けなかった雪だるまのダルム。足があった!バイオリニスト女子と友達になった!…というお話。思いがけないアイデアがあったり,色々心惹かれるテイストも多いんだけど,思っていたのと違う展開にアレっとなるところもいくつかあって,それが悪いわけじゃないんだけど,心が乗って行かなくなるのが残念。。切ない友情の素敵なお話ではあるんだけどなぁ。2018/01/23

円舞曲

13
ちょっと、切ないおはなしでした。2018/03/15

二条ママ

11
4歳9ヶ月。図書館本。図書館の季節コーナーにおいてあって、表紙の雪だるまが可愛くて、借りて帰った。でも、悲しいお話だった。雪だるまの話になると、いつも最後に溶けてしまったと悲しい終わり方が多いような気がする。可愛い女の子に出会って、恋に落ちて、最高な幸せを味わってから、溶けて消えて行く、という話が悲しすぎ。なんかドラマみたい、子供向けの絵本じゃないかも。2016/01/17

ごんたろう

7
この雪だるまは春になっても溶けない。歩き出して教会に住む。ミリアという女性と出会う。雪だるまが溶けて消えてしまうという不幸と、ミリアと理解を深めていくという幸福とが交差する。逆に言えば、離れたり死んだりするからこそ今この瞬間が輝く。風景が美しい。典型的な恋愛映画。…ただ私は否定的である。ミリアも、ダルムくんも、魅力的には描かれていない。迷いや葛藤もない。ひたすら幸と不幸に向かってまっすぐ進む。その方が、全ての読者が共感しやすいのだろうが、深みは無い。恋愛を描いているようでいて、実際には死からの逃避である。2015/12/05

二条ママ

2
次女4歳7ヶ月。図書館本。せっかく長くいられたのに、もう少し…ダルムくんがかわいそうで仕方ない。2020/12/11

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