絵本・ほんとうにあった動物のおはなし
ともだちをたすけたゾウたち

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 19X27cm
  • 商品コード 9784774605302
  • NDC分類 E
  • Cコード C8795

内容説明

たまどうぶつこうえんにすむゾウのアヌーラが、びょうきになりました。よこになることもできず、どんどんよわっていきます。…そのときアヌーラをたすけたのは、なかまの2とうのゾウたちでした。ほんとうにあった心あたたまるお話。

著者等紹介

わしおとしこ[ワシオトシコ]
東京生まれ。動物や動物園に造詣が深い。(財)日本動物愛護協会評議員

遠山繁年[トオヤマシゲトシ]
1953年長野生まれ。パリ国立美術学校でリトグラフを研究。おもな作品に、『永訣の朝』(第44回産経児童出版文化賞・偕成社)など

中川志郎[ナカガワシロウ]
1930年茨城生まれ。多摩動物公園園長、上野動物園園長を経て、現在(財)日本動物愛護協会理事長、ミュージアムパーク茨城県自然博物館館長などを務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みさどん

16
純粋に感動した。事実を伝えたいという熱意で生まれた本でもあり、作者の後書きが実によかった。知能の高い象は血縁でもないけれど、他の利益のために行動をする。病気の一頭を両脇から挟むようにして立っていったのだと。それは動物園の中で見られた行動で、ある観察記録の中から起こされたものだった。二頭同時に動くというのが、さらによいなー。2015/05/27

わむう

12
弱った仲間を助けなきゃと支える象たち。見返りを求めない象の行動に教えられることがいっぱい。児童に読み聞かせをしたいと思います。2016/01/12

いろ

12
動物園で,病気の象をいたわる仲間象の実話を描いたお話。象って女系社会を形成し,とても愛情たっぷりに助け合って生きていると,TV動物ドキュメント番組で観た事はあったけど,動物園でも,多頭飼いをすると,これ程深い愛情で助け合う姿を見せる事があるんだと,感心し,感動した。7歳男児も「ゾウのかたまり」にいたく感動した様子。近くには1頭飼いの動物園しかないので,間近で象同士が触れ合う姿を見に行けず残念。絵本の中でだけでも,こういう場面に出会うと,自分も身近な人々に,もう少し思いやりをもちたい,と心が清められる。2015/07/07

おはなし会 芽ぶっく 

11
小学校4年生の『ブックトークをしてみよう』の単元で、ブックトーク授業に入りました。テーマを10に絞ったことにより、1つはポイントがつかめるようにしました。来週タイミングが合えば、4年生のブックトークを聞きに行きたいと思います。【テーマ 友だち】 11/13 4年生男子ブックトーク 『ともだち』 https://bookmeter.com/books/375547 →『ともだちをたすけたゾウたち』 2020/11/05

遠い日

11
東京都の多摩動物園での実話をもとにしたお話。ゾウに「心」があることがよくわかる。病気のゾウに寄り添い、励まし続けた2匹の仲間のゾウたち。飼育員ができないことを、代わりにゾウたちが2か月もの間、看病し続けたのだという。お互いを思いやる心、支えて待つ心に打たれる。2015/08/09

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