広島の木に会いにいく

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広島の木に会いにいく

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784036450800
  • NDC分類 K369
  • Cコード C8095

出版社内容情報

原爆を生きぬいた被爆樹木。木の声をきくために、樹木医と広島の街を歩き、被爆体験をきいて、木の専門家に会いにいく。

内容説明

いまも広島で生きる、原爆をたえた木「被爆樹木」。一本一本が語りかけるなにかをさがしに、樹木医と広島の街を歩き、原爆の体験をきいて、木の専門家に会いにいく―被爆樹木と原爆について、ドキュメンタリー映像作家がつづったノンフィクション。巻末に被爆樹木マップを掲載。小学校高学年から。

目次

1章 はじめて被爆樹木と会う
2章 一本一本にやどるなにかをさがす
3章 ソメイヨシノの治療に立ちあう
4章 木の話をききにいく―原爆の証言
5章 治療したソメイヨシノの命
6章 木の研究者による調
7章 被爆樹木と平和の木

著者等紹介

石田優子[イシダユウコ]
1978年東京生まれ。慶応義塾大学卒業。大学在学中から映画美学校にてドキュメンタリー作家佐藤真に学ぶ。その後映画製作会社シグロにて「エドワード・サイード OUT OF PLACE」(監督/佐藤真)の助監督などを経験。漫画家・中沢啓治の被爆体験の証言を記録したドキュメンタリー映画「はだしのゲンが見たヒロシマ」(2011年)が初監督作品となる。第17回平和・協同ジャーナリスト基金審査員特別賞などを受賞、国内外で上映が行われる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

83
2018年517冊め。良書。広島市が認定する被爆樹木は爆心地から半径2キロ圏内、50か所以上に170本以上ある。民家の庭等のものは認定はされていないとのこと。被爆者や被爆樹木の手入れを行う樹木医、東日本大震災後の福島の樹木の研究のために広島の被爆樹木の調査をする大学教授等、多くの人に取材を行って丁寧に作られたのがよくわかる出来栄えである。「この川ぞいにバラック住宅があったことを知っている木」等、木の視点になった表現がよい。取材当時残っていた樹の中にはすでに枯れてしまったものもあるようで残念である。2018/08/17

リノン

22
“「被爆樹木」を知っていますか?”この本を読むまで、私は知らなかった。広島市内に認定された被爆樹木は170本近くあるそう。見た事がある木もあり、あの木は原爆を体験していたなんて!樹木医の堀口さんの説明は、分かりやすく、被爆樹木を大切に保護し、愛する様子に心を打たれます。被爆樹木は、爆心地側に傾いている。被爆後の数年は、年輪がおかしくなっている。など、放射線の影響があるにもかかわらず、生きている事に驚きます。福島の木にも放射線の影響がある可能性も。今すぐには分からないだけに、過去の研究を参考にしてほしい。2015/09/02

Nobuko Hashimoto

21
原爆の爆心地から半径2キロ圏内で生き残った被爆樹木と、樹木を調査し、守り、伝える人々をドキュメンタリー映画監督が訪ねる。その場を動けないにもかかわらず熱線や爆風に耐えて生きのびた植物の強さに感銘を受ける。生きているだけに、挿し木をして子孫を残すにも非常に繊細に扱わなくてはいけない。また、木の内部を研究するのは現在の科学ではなかなか難しいとのこと。学生と広島スタディツアーに行くので、ぜひとも一緒に何本か見てきたい。小学高学年から読めるようルビつき。イラストもいい。年齢を問わずおすすめ。2018/08/10

すんちゃん

15
ドキュメンタリー映画監督でもある著者が、樹木医と共に「被爆樹木」を観察したり、治療に立ち会ったりする内容。被爆直後の生々しい写真やイラスト、被爆者の体験談など、読んでいて辛くなる部分あり。でもメインは「被爆樹木」。写真やその特徴、治療方法のイラストも多く、子供に自然科学読み物としても手渡せそう。恥ずかしながら、本書で始めて「被爆樹木」について知った。巻末に「被爆樹木マップ」があるので、今度広島に行く機会があったら、見に行ってみたい。2015/07/15

ジキル・ハイド(再)

12
被爆樹木があるのは知っていたけれど、毎日広島の市内を通勤しているのに、実際に意識して見てはいなかった。70年(75年とも)は草木が生えないと言われた街は、あれから70年。我が広島が緑多い街なのは、ちょっぴり自慢しています。木1本にも歴史があり過去があり、そしてエピソードがある。爆心地に程近い場所で喫茶店をやっているから、被爆樹木に出会える事も多いだろう。語り部としての樹木を再認識しなければ。誰にでもお薦めしたい1冊だ。2015/07/27

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