内容説明
みなさんのいえのちかくに川はありますか?さかなはたくさんいますか?もし、さかなが一ぴきもいなくなってしまったら…。いなくなったリュウキュウアユをよびもどすために、みんなのこころがひとつになりました。
著者等紹介
真鍋和子[マナベカズコ]
1947年東京生まれ。図書館司書、中・高教員を経て執筆活動を続ける。ノンフィクション、歴史文学の著作が多く、「人と自然の共生」をテーマに沖縄ほか全国を取材している。日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会、日本ペンクラブ会員
土田義晴[ツチダヨシハル]
1957年山形県生まれ。日本大学芸術学部油絵科卒業。絵本を中心に幅広く活躍中。特に故郷のこどもたちとの交流から心あたたまる作品を生み出している
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感想・レビュー
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山田太郎
35
いまいちわかってないみたい。アユが帰ってくるとか言われてもなんのこっちゃわかんよなと思いつつ一緒に読んだ。2016/07/19
mug
16
取り戻したきれいな川を、大人も子どもも守っていこうとする姿に心打たれた作者が綴ったお話。 内容はリュウキュウアユに絡めた日常のようなもので、私には奥深さが感じられませんでした。(理解力なくてごめんなさい💦) 娘は『リュウキュウアユ』『あゆのぼり』という言葉を知る良いきっかけになったようでした。2020/01/12
遠い日
5
沖縄県の源河川流域の全戸の住民が約9年ほどをかけて取り組んだ、川の美化、リュウキュウアユの人工孵化や放流。大人も子どももみんなで川の再生を誓った活動。沖縄でも、戦後から続いた山の乱開発や、暮らしの変化による川の汚染は酷くなる一方で、そのうちリュウキュウアユは姿を消したのだ。人の力もすごい。自然の力もすごい。2017/08/28