認知症ケアと俳句の力―その人らしい輝きが表現された俳句づくり

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認知症ケアと俳句の力―その人らしい輝きが表現された俳句づくり

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  • サイズ 46判/ページ数 130p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774519906
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C0047

出版社内容情報

2025年には患者が675万人になると予想されている認知症。
まさに国民病です。
認知症の症状緩和や予防に、俳句が効果的だということはご存じでしょうか。

著者のひとりは、「もの忘れ外来」で認知症患者や家族と関わってきた大場敏明医師。
医療を提供するだけでなく、「患者さんにはその人らしい生活を最期まで送ってほしい」「そのためには文化的・創造的な楽しみが重要」だと考え、介護事業所で手芸・園芸・菜園・書道・絵画などの教室を開いています。

そうしたイベントを開催するなかで、ある患者さんとの出会いから、「俳句づくり」が認知症ケアに効果があると、医師である著者は感じるようになりました。
自分のなかから出てくる想いを句にするので、忘れていた思い出を取り戻すことができるのかもしれません。
つまり本書は「俳句による認知症ケア」についてまとめています。

そして、もうひとりの著者は日本伝統俳句協会・元埼玉部会長の萩森好絵氏。
句歴40年を超える俳句の大家です。
大場医師と出会い、介護事業所で「俳句づくり」の指導を行っています。

俳句はいつでも、どこででも、誰でもできる手軽なものです。
認知症の予防として、「俳句づくり」を始めてみてはいかがでしょうか。

【目次】
はじめに――医療法人財団アカシア会理事長 大場敏明
プロローグ――文化的な趣味活動の取り組みと俳句の力―大場敏明
和顔施利用者による俳句集――(指導 ホトトギス同人 萩森好絵)
俳句とともに――ホトトギス同人 萩森好絵
俳句づくり支援の実際と回想法―「和顔施」 生活相談員 高田あかね
文化活動の拠点「和顔施」の開設と活動――(元)アカシア会介護統括部長 高杉春代
世界に一つの文字の詩――「和顔施」 介護職員 根岸美穂
人と人との心をつなぐ――「和顔施」 介護職員 長根直子
当院「もの忘れ外来」と「文化的な趣味活動」の大切さ――クリニックふれあい早稲田 院長 大場敏明
創作活動と認知症ケア――クリニックふれあい早稲田「もの忘れ外来」医師 津田修治
おわりに――アカシア会介護統括部長 横堀公隆
編集後記――アカシア会 認知症対応型通所介護事業所施設長 下瀬真司

内容説明

『ともに歩む認知症医療とケア』シリーズ第3弾。

目次

プロローグ 文化的な趣味活動の取り組みと俳句の力
「和顔施」利用者による俳句集(指導 ホトトギス同人 萩森好絵)
作句にお勧めの季題(萩森好絵選定)
「和願施」の俳句集で使われた季題一覧
俳句とともに
俳句づくり支援の実際と回想法(「和願施」生活相談員 高田あかね)
文化活動の拠点「和顔施」の開設と活動((元)アカシア会介護統括部長 高杉春代)
世界に一つの17文字の詩(「和顔施」介護職員 根岸美穂)
人と人との心をつなぐ(「和顔施」介護職員 長根直子)
当院「もの忘れ外来」と「文化的な趣味活動」の大切さ
創作活動と認知症ケア(クリニックふれあい早稲田「もの忘れ外来」医師 津田修治)

著者等紹介

大場敏明[オオバトシアキ]
1946年、新潟県生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。千大内科研修を経て、地域病院(柳原病院・船橋二和病院・東葛病院・三郷協立病院など)や診療所勤務。老人病院勤務時代、認知症(当時は痴呆症)医療の現実に疑問を感じ、2000年、埼玉県三郷市内に「クリニックふれあい早稲田」を開業。「町医者」志向で地域医療を担い、認知症グループホームやデイサービスなど六つの介護事業所、障害者福祉事業所五か所を運営。医療・介護・地域(家族)の認知症ネットワーク構築を推進し、「認知症医療新時代、かかりつけ医が主役」「当事者とともに歩む、トライアングル支援」を提言

萩森好絵[ハギモリヨシエ]
昭和58年「前橋ホトトギス会」入会。「ホトトギス」入会。平成26年「和顔施」俳句教室指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。