出版社内容情報
親が70代、80代になり、いま、相続が大きな親族トラブルとして話題になっています。
遺産をめぐる親族のトラブル、争い=争族に発展するケースは後を絶ちません。
本書の著者は不動産業、保険業を経て、現在は相続プロデューサーとして
社団法人を立ち上げ、相続の支援事業を行っています。
相続における継承は一筋縄ではいかず、相続財産に不動産が絡むと
問題をより厄介にします。相続において大切なのは受け継いだ財産をいかに護り、
次世代につなげていくかと著者は提言します。
本書では、タイトルに掲げた「相続の真実」についてお伝えします。
相続の現場目線を第一とし、実際に相談を受けた事例と、
使えるアドバイスにこだわりました。さらに、相続の本質を知ってもらうために
歴史の話をエッセンスとして盛り込んでいます。
相続の奥深い世界を知ると同時に、争族を避け、「納得相続」につながる
ヒントとして本書を参考にして頂きたいと思います。
【目次】
第1章 歴史を紐解くと「相続の本質」が見えてくる
第2章 複雑な「相続の形」は分解するとわかりやすくなる
第3章 賢い人はやっている?納得相続?を実現するための方法
終章 日本のルーツを知る旅は終わらない
内容説明
「争族」を避け「納得相続」を実現!保険、建築、不動産を知り尽くした相続プロデューサーが伝えたい、たった1つの大切なこと。相続本といえば、難しい言葉が並ぶものが少なくないですが、本書はできるだけやさしい表現、わかりやすい解説を心がけました。また、相続の現場目線を第一とし、実際に相談を受けた事例と、使えるアドバイスにこだわりました。さらに、民法や相続税などの条文および取り扱いを羅列した“参考書”の体裁はとらず、相続の本質を知ってもらうために歴史の話をエッセンスとして盛り込みました。
目次
第1章 歴史を紐解くと「相続の本質」が見えてくる(歴史を知ると「相続の本質」が見えてくる;牡蛎をめぐる日本とフランスの奇跡の関係 ほか)
第2章 複雑な「相続の形」は分解するとわかりやすくなる(相続の概念は弥生時代から作られていた;明治時代の家督相続が争いを引き起こさなかった理由 ほか)
第3章 賢い人はやっている“納得相続”を実現するための方法(相続のスケジュールを確認しよう;信頼できる「手続きの専門家」の見極め方 ほか)
終章 日本のルーツを知る旅は終わらない(邪馬台国を通じて日本の起源や継承に思いを馳せる;畿内説?九州説?出土品を巡って謎が謎を呼ぶ ほか)
著者等紹介
菅原信一[スガハラシンイチ]
一般社団法人相続遺産運営管理協会代表理事。株式会社エスマリーン代表取締役。大分県大分市生まれ。大分大学卒業後、野村不動産株式会社入社。その後東京海上日動火災保険株式会社入社。2000年株式会社エスマリーン設立。2020年一般社団法人相続遺産運営管理協会設立。地域の相続プロデューサーとして活躍するほか、全国の相続問題を「納得相続」として解決するために活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。