出版社内容情報
中小企業の大多数の経営者は、税金に関することは会計事務所に、人事労務のことは社労士事務所に、登記手続き業務は司法書士にすべて任せてしまうというケースがほとんどでしょう。
本業に専念するだけで、これらの情報や成果を理解するための知識や仕組みを吸収しようとする経営者はごく少数というのが現実です。
著者は群馬県高崎市で開業している税理士です。40年以上にわたり多くの中小企業の支援を行ってきました。
中小企業の経営者の役割は、
経営の基本的な資源といわれている「人」「物」「金」「情報」「時間」を総合的に管理しつつ、事業を創造し、成長させ、継続発展させていくことだと著者は主張します。
本書では、それらの経営資源をコントロールするために必要な知識・情報や考え方、活用の仕方を
より広範囲に横断的に、そして基礎的な部分に絞り込んでまとめました。
経営の基礎知識なくして事業の成功はあり得ません。基礎的な情報・知識については、経営者自らが吸収し、しっかりと理解しておく必要があります。その上でそれぞれの分野のより専門的な事柄については、各専門家に依頼するというスタンスが望ましいでしょう。
事業を始めたばかりの創業期の方、数年後から数十年歴史のある成長期・成熟期の方、あるいは事業の承継や閉鎖を検討されている終活期・承継期の方、これらのサイクルのどの段階にある方々にも、それぞれのステージに合わせて、必要なときに必要な部分を
チョイスして本書を活用し、取り組んでいる事業のコントロールに役立てていただきたいと思います。
【目次】
第1章 事業スタート時に知っておくべき知識と情報
第2章 人の雇用に関する法律と運用方法
第3章 簿記・会計・財務諸表の意味とその活用
第4章 経営効率を高める経営分析とその活用
第5章 事業経営に関する税金の知識と情報
第6章 お金の管理と金融機関との付き合い方
第7章 経営リスクの対処法と事業用物品の管理・運用方法
第8章 廃業の際に知っておくべき知識と情報
内容説明
起業準備・創業期、成長・成熟期、終活・承継期―事業の成長サイクル、ステージに合わせて必要なときに必要な部分をチョイスできる便利本!経営幹部の社員教育にも役立つ、経営のキホンとコツがこの一冊でよくわかる!
目次
第1章 事業スタート時に知っておくべき知識と情報
第2章 人の雇用に関する法律と運用方法
第3章 簿記・会計・財務諸表の意味とその活用
第4章 経営効率を高める経営分析とその活用
第5章 事業経営に関する税金の知識と情報
第6章 お金の管理と金融機関との付き合い方
第7章 経営リスクの対処法と事業用物品の管理・運用方法
第8章 廃業の際に知っておくべき知識と情報
著者等紹介
吉田信昭[ヨシダノブアキ]
1948年群馬県前橋市生まれ(1976年群馬県高崎市移住)。2020年東京都千代田区霞ヶ関にある日本でも大手の税理人法人グループの一つである日本クレアス税理士法人グループと経営統合。税理士事務所の開業以来、事業運営に必要な周辺業務をワンストップで対応できるよう、各種資格を取得し、関連業務までサポートできるよう体制を整え業務を実施。現在、日本クレアス税理士法人高崎本部吉田会計および日本クレアス社会保険労務士法人高崎本部吉田労務、並びに日本クレアス行政書士法人高崎本部の運営に携わり、経営者のさまざまな課題に対して1つの窓口(ワンストップ)でトータル的にサポートを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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