出版社内容情報
頭痛、肩こり、倦怠感、イライラ、めまい、耳鳴り、不眠……。
原因不明の不調は、銀歯や神経を抜いた歯などといった、
口の中の原因があるのかもしれません。
口の中に着目し、不調を改善に導くことを全身歯科治療といいます。
歯周病菌が、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、リウマチと
深く関係していることはよく知られています。
全身歯科治療は、世界では最先端医療の一つです。
著者は最新医療を求め、海外を訪ね歩きました。
訪問先のひとつ、スイスの「パラセルサスクリニック」は、
ヨーロッパにおける全身歯科治療のメッカで、
世界中から難病や慢性疾患を抱える患者さんが集まってきます。
所長で医師のトーマス・ラウ氏は、
「歯の治療なくして、慢性病の治癒はありえない」という考えから、
口の中の問題に着目し、治療を行っています。
ぜひ本書で、世界で注目されている歯科治療の一端に触れてみてください。
【目次】
第1章.世界で注目されている「口の中から全身を治す治療」
第2章.歯科金属から溶出した金属イオン、樹脂(レジン)、歯みがき剤由来の化学物質が体内汚染を引き起こす
第3章.警告! 「銀歯」のアマルガムの取り外しには、水銀汚染対策が不可欠
第4章.安易な歯石取りは危険! 歯周病治療の盲点
第5章.神経を抜いた歯「失活歯」が全身の病気を引き起こす
第6章.食事で口の中の病気はもちろん、全身の病気も予防できる
内容説明
「全身歯科治療」とは、口の中から全身を改善する新しい医療です。身体の入り口である口の中の健康は全身の健康と深くつながっています。なかなかよくならない慢性疾患や不定愁訴に悩み、日常生活に支障をきたしている患者さんに対して、身体にとって悪いものを口の中からできるだけ取り除き、本来の健康できれいな口の状態に可能な限り近づける治療を行います。
目次
第1章 世界で注目されている「口の中から全身を治す治療」
第2章 歯科金属から溶出した金属イオン、樹脂(レジン)、歯みがき剤由来の化学物質が体内汚染を引き起こす
第3章 警告!「銀歯」のアマルガムの取り外しには、水銀汚染対策が不可欠
第4章 安易な歯石取りは危険!歯周病治療の盲点
第5章 神経を抜いた歯「失活歯」が全身の病気を引き起こす
第6章 食事で口の中の病気はもちろん、全身の病気も予防できる
著者等紹介
中垣直毅[ナカガキナオキ]
歯学博士・バイオロジカルデンティスト。医療法人OMSB理事長・中垣歯科医院院長。1963年、大阪府生まれ。1994年、大阪歯科大学大学院卒業。自身の歯科治療で体調不良を克服し、歯と全身の密接なつながりを体感。口の中だけでなく、身体との関係も診る「全身歯科治療」を実践。西洋医学の観点を踏まえた上で、東洋医学を中心とした伝統医療も取り入れた補完代替医療を行う併設内科と共に、医科歯科連携による統合医療を実施している。食や環境の悪化、さらに化学物質などの規制の問題も考慮した予防歯科治療が、患者と日本を救う一助になると信じ、食育から始まる全身の健康まで見据えた予防管理型歯科医療に取り組んでいる。日本歯周病学会認定歯周病専門医、国際歯周内科学研究会認定医、日本顎咬合学会咬み合わせ認定医、日本医療・環境オゾン学会会員、大阪歯科大学歯周病学講座講師、インディアナ大学歯学部JIP-IU客員教授、グアム大学生医科学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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