出版社内容情報
著者は耳鼻咽喉科医で、その中でも音声を専門にする「臨床音声専門医」。
「声の相談医」といったほうがわかりやすいかもしれませんね。
歌手、声楽家、声優、アナウンサー、教師、セミナー講師――。
こうした「声」を使用する職業、いわゆる「声のプロ」の悩みを、
40年にわたり解決してきました。
本書は、重版し好評をいただいた『『声の悩みを解決する本』の第2弾。
テーマは「予防」です。
自分の大切な声をどう守ればよいのか?
努力して手に入れた素晴らしい声をいかに維持すればよいのか?
声のトラブルを起こさないようにするにはどんな対策が必要なのか?
本書ではそのための方法を、わかりやすく解説しています。
推薦! 松本白鸚(歌舞伎役者・俳優)
「文珠先生の呼吸法で、私はいまも、歌い続けることができるのです」
【目次】
第1章.「声のトラブル」について考えましょう
第2章.声の衛生管理はとても大切です
第3章.こんなことをしたら声を傷めますよ
第4章.声を使う人に知っておいてほしいこと
付 章. 「小文式呼吸訓練法」パワフルな腹式呼吸を習得するために
目次
第1章 「声のトラブル」について考えましょう(声の異変(声のトラブル)は病気の危険信号です
声にはどんなトラブルがあるのでしょうか? ほか)
第2章 声の衛生管理はとても大切です(自分の健康管理をしましょう;既往症・慢性疾患の定期的なチェックをしましょう ほか)
第3章 こんなことをしたら声を傷めますよ(猫背になっていませんか?;過緊張になっている身体の部位はありませんか? ほか)
第4章 声を使う人に知っておいてほしいこと(音声器官の解剖・生理についての知識を高める;自分の“声”を客観的に評価してもらう ほか)
付章 「小文式呼吸訓練法」―パワフルな腹式呼吸を習得するために(小文式呼吸訓練法の意義;パイプ方式訓練 ほか)
著者等紹介
文珠敏郎[モンジュトシオ]
医学博士。小文式音声訓練研究所特別顧問。昭和11年、大阪市生まれ。大阪医科大学卒業後、京都大学医学部耳鼻咽喉教室に入局。その後、奈良県の天理よろづ相談所病院勤務を経て、近畿大学医学部耳鼻咽喉科にて、故・小池靖夫先生のもと、臨床音声を研鑽する。昭和56年、大阪市内に耳鼻咽喉科を開設。音声クリニック(音声相談コーナー)を併設して35年、プロ、アマを問わず、多くの声の悩みの解決に尽力する。平成28年3月、診療所を閉院する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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