出版社内容情報
「やせなくちゃね」とお腹を見て、ため息をついているあなたに朗報です!
統計データによると、「最も死亡率が低かったのはBMI27台の人」なのです。
BMIとは肥満度を表す数値。
BMI27といえば小太りぐらいの人を指します。
これまでならダイエットをすすめられる数値です。
「太っているより、やせている方が健康的」というのは大間違いなのです。
キーワードは「フレイル」。
「虚弱の状態」のことをいい、進行すると「要介護状態」になります。
つまり、元気で長生きしたいなら、ぽっちゃり体型がちょうどいいのです。
本書では、フレイルにならないための方法として、次の3つおすすめしています。
・1日1回、口を大きく開けよう!
・ご飯やおかずをあと二口食べよう!
・テレビのCMで一度立ってから座ろう!
どうですか? これなら毎日、続けられそうですよね。
健康の新常識を理解し、寝たきりにならない生活のコツを習慣にしてみては?
目次
第1章 「やせている=健康」は大間違い!(メタボを気にするより、小太りのほうが健康的;筋肉の衰えが「サルコペニア」と「フレイル」を招く ほか)
第2章 あなたの食生活は大丈夫?(飽食の日本で「新型栄養失調」が増えている;新型栄養失調の原因はタンパク質不足? ほか)
第3章 お口が衰えると身体も衰える(全身の老化につながるオーラルフレイル;誤嚥性肺炎の予防には口腔ケアが欠かせない ほか)
第4章 社会性を保つことがフレイルを予防する(フレイルの予防に欠かせない3つの柱;社会とのつながりの欠如が「フレイル・ドミノ」の始まり ほか)
第5章 フレイルはこうすれば、防げる!(これならできる!3つの簡単フレイル予防法;口呼吸を鼻呼吸にする「あいうべ体操」 ほか)
著者等紹介
上田倫生[ウエダミチオ]
歯学博士。一般社団法人日本フレイルケア普及医学会理事長上田歯科医院院長。1957年長崎県生まれ。1985年日本歯科大学新潟歯学部(現・新潟生命歯学部)卒業。1988年上田歯科医院開院。1989年医療法人九州恵会を設立し、同理事長に就任。2004年長崎大学大学院医歯薬学総合研究科修了、歯学博士号を取得。2018年一般社団法人日本フレイルケア普及医学会を設立し、同理事長に就任。日本抗加齢医学会専門医、国際歯周内科学研究会認定医、高濃度ビタミンC点滴療法認定医、キレーション療法認定医、オゾン療法認定医、日本サルコペニア・フレイル学会会員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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