救急を救う男―医師・松岡良典が実現させた24時間365日絶対に断らないクリニック

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救急を救う男―医師・松岡良典が実現させた24時間365日絶対に断らないクリニック

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774518138
  • NDC分類 492.29
  • Cコード C0047

出版社内容情報

【緊急ルポ!救急の新しいカタチ】
受け入れ拒否、地域偏在化、労働環境、過剰出勤要請・・・・・
医療過疎地にある小さな個人病院が救急医療の問題をいくつも解消している

救急医療の現場では、もうずいぶん前から「たらい回し」や、医療過疎の地域であれば「受け入れ困難」という事態が問題視されてきた。
ところが、その不幸な状況はいまも一向に改善されていない。
なぜだろうか?
理由はいくつかある。
「救急」での対応が必要ない人もいる事から、軽症から重症までをすべて一から診断して治療するには、救急医の数があまりにも足りないという事が一つ。
更に地方では夜間に救急医がいるとは限らず、一般の内科やその他の診療科の医師が救急当直にあたっているという場合が圧倒的に多いという事も一つの理由だ。
たとえば脳梗塞などの患者が運ばれてきたらどうなるか? 
当然、お手上げ状態だ。しかも、対応のミスや不測の事態があれば訴えられる可能性もある。そうしたリスクは避けたいと考えるだろう。
そのため、「専門外だから診られない」という理由で救急の受け入れを断る。こうして患者は路頭に迷うことになってしまうのだ。

2013年3月、鹿児島南部の小さな過疎の町に「松岡良典」という当時33歳の若き救急医が一軒のクリニックを開業した。
この本の主人公である。
松岡は医学部を卒業後は救急医として大学病院の救急救命センターなどに勤務した。
若くして大学病院の指導的な立場にもなった。
だが、あるとき、ふと疑問を感じる。
「目の前で命の危機に瀕している患者を助けるために身につけた技術を現場で生かさなくていいのか?」という強い思いに駆られた。

その松岡が現在、「24時間365日絶対に断わらないクリニック」で多くの人を救っている。
なぜ、このような救急専門クリニックの実現が可能だったのだろうか?

本書は医師・松岡良典の一生をかけたチャレンジをルポルタージュ形式でまとめた渾身の1冊である!

内容説明

緊急ルポ!救急の新しいカタチ。受け入れ拒否、地域偏在化、労働環境、過剰出動要請…。医療過疎地にある小さな個人病院が救急医療の問題をいくつも解消している。

目次

序章 医療過疎地にある新しい救急クリニック
第1章 救急医として生きる決意とその葛藤
第2章 松岡良典という医師の誕生
第3章 残されたのは「開業」という選択
第4章 医療過疎地にもっと救急クリニックを
第5章 未来の救急医療を救うために

著者等紹介

嶋康晃[シマヤスアキ]
ルポライター。1959年生まれ。1983年に学習院大学法学部政治学科を卒業後、広告代理店、出版社勤務を経て、1991年にフリーランスとなる。医療系書籍・雑誌の企画構成や執筆を中心に、幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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JILLmama

30
二十代半ばまで、やる気がなかった。 適当に生きていたというが、やる気なく医学部に入り、 車が好きで整備士の免許を取り、車まで作っちゃって、 レーサーにもなって。ってその時点で普通の人ではないです。天才が猛烈な努力したらそりゃ無敵ですよ‼︎ 医療過疎の我が地域にも、この法人の病院できてくれたらホント最高なんだけどなぁ。 三次救急ないから、何かあっても死ぬしかないもん。2020/03/22

まこ

1
救急医はかかりつけ医でなければいけないという思いのもと、民間の個人病院で救急医療をしていらっしゃる医師松岡良典さんの「365日24時間絶対に断らないクリニック」の話。決して優等生ではなかった松岡氏の面白い生きざまと、今医療にまっすぐに向かい合う姿は、どこかでリンクしていて自由に生きることの素晴らしさも伝えてくれる。コロナ下で医療関係者の活躍には感謝しかない世の中で、輝く星を見つけた感じ。松岡氏の思いが広がっていきますように。2020/10/25

おこめさん太郎

1
救急の現状をもっと知りたいと思っていたところで見つけて、本当に救急医の方は一般市民のヒーローみたいな存在だなあと素直に頭が下がる。と、同時に過疎化や少子高齢化など、日本の社会問題がダイレクトに関わる現場の厳しさを改めて痛感する。きっとこういう現状を色んな人たちが知るべきなんだろうなあ。2019/12/15

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