出版社内容情報
晩婚化が進んでいます。初婚の年齢が男性31歳、女性は29.5歳です。
シングルの時代が長くなり、一生独身という人も少なくありません。50歳まで結婚をしない人は、男性は28.3%、女性は17.8%という調査があります。
このように社会は変化しつつありますが、変わらないのが住宅をめぐる環境です。
独身の人は、マンションを借りるか買うかという選択肢しかありません。
「一戸建て=ファミリー向け」が当たり前になっています。
もしも、シングルの人のライフスタイルに合った戸建住宅があったら。毎月の家賃と同じくらいの支払いで、家を買うことができたら―?。そんな家があったら、今よりもっと充実した独身生活を送れるのではないでしょうか。
これが本書で提案したい「シングル・マイホーム」という新しい住まい方です。
結婚して、子どもが生まれてから家を建てて、40代から住宅ローンの支払いをするよりも、気力も体力もあり、バリバリ働いている20代のうちにコンパクトな家を買って、早めにローンの支払いを終わらせる。
家賃を払うのではなく、ローンを返済して、自分の家を持つ。そのあとご縁があり結婚したとしても、家が資産として役に立つのです。
著者は、無駄な経費を削り、コストを抑えて家を建てるノウハウを、40年以上にわたり身につけてきました。
「シングルは賃貸住宅」という古い常識は捨てて、シングルのうちに、自分らしい住まい方と家づくりを考えて、一歩足を踏み出してください。そのためのヒントが本書には満載です。
【目次】
Chapter1 常識にとらわれない新しい発想の家づくり
Chapter2 シングルの今だから持ちたい、自分の家
Chapter3 私たちが提案するシングル・マイホームとは
Chapter4 品質を保ちながら低価格を実現したシングル・マイホーム
Chapter5 知っておきたい住宅ローンの話