出版社内容情報
最初に言っておきます。
この本に書かれている催眠は本物です。
女優がオーバーな演出をするアダルトビデオとはまったく次元の違うものです。
本物の催眠を使ったセックスは、お芝居で演出できるほど甘いものではありません。
催眠にかかった人に「これは真っ赤に焼けた火箸です」と言って、えんぴつを腕に当てると、被験者は本当に水膨れができてしまいます。
これは心理学の中でも有名な話であって、潜在意識が信じてしまった暗示というのは、それだけ身体に強烈な影響を与えるのです。
つまり、本物の催眠は、相手の気分をその気にさせているだけではなく、身体そのものが暗示された態勢になっているというわけです。
催眠は暗示をその人の中にストレートに入れ込みます。
そんな催眠を使って女性の心と体を欲情しているときの状態にしたらどうなるでしょうか?
そう、普段、自分を抑えている性感のリミッターが外れてしまい、理性も建前も何もかも捨てた真のセックスができるようになります。
そして、女性は天井知らずのオーガズムに到達するのです。
この、女性をとてつもないオーガズムに導くことこそが、この本の目的なのです。
男性の欲望を満たすだけの催眠ではなく、女性が到達できる最高のオーガズムに導くことで、パートナーである妻や彼女との仲を強烈に深めることが、この本の真の目的なのです。
そこには、普段あなたが考えるような持続時間やサイズの大きさといった問題など、もう存在しません。
今後この世の中は、男性は女性に強いオーガズムを与え、女性は男性に強いオーガズムを求めるようになっていきます。
なぜなら、ストレスの大ききこの社会の中で、違法ハーブやドラックに頼らなくても、催眠の技術が手に入れば、心が完全に解放されるだけの深いセックスが誰でもできるようになるからです。
そして、その方法をこの本が詳しく教えているからです。
催眠は技術です。
誰でも公平に学べます。
正直、催眠術のかけ方を覚えるだけなら理論など知らなくてもかけられるようになります。
この本は、女性の性感リミットを外す方法と催眠の中身が同時に学べるようになっており、なおかつ催眠術のかけ方が身につくように構成されています。
催眠をセックスに適応する指南書としては類を見ない本といえるでしょう。
ただし、催眠をセックスに応用する場合、普段のセックスでは予想できない危険性が伴います。
それだけ本物の催眠は強烈だということです。
セックス上で催眠を使いこなせるようになると、あなたの人生は間違いなく好転します。
しかし、その分、危険が伴うので、この本をしっかり読み、危険性を回避するようにしてください。
催眠セックスは必ず自己責任の元で行ってください。
この本があなたの大事なパートナーとの絆を深めるための、健全なものに活用されることを願っております。
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はじめに
第1章 催眠セックスの実際
●女性の局部を敏感にする――感覚支配
●興奮時の女性器を作り出す――暗示の合わせ技
●他人に起きていることが自分に起こる――感覚の同化
●女性を欲情させる系統的暗示法――感情支配
●本物より効き目のある興奮剤――プラシーボ
●「あなたは私が好きになる」という催眠の使い道――感情支配
●普通の煙草がマリファナになる――味覚変換
●二人で行なう三人プレイ――聴覚と触覚の同期化
●ストレスを利用して欲情を掻き立てる――欲情転移
●パートナーを淫乱な女性にする――人格変換
●女性の願望を丸裸にする――催眠分析
●女性を盛りのついたメスに変える――メンタル・リハーサル
●パートナーを初な状態に戻す――年齢退行
●重要価値のない過去なら簡単に変えられる――偽りの記憶
第2章 催眠術のかけ方
●催眠状態へ導くために必要な地図――催眠深度
●催眠をかけるために絶対に必要な信頼――ラポール
●催眠をかけるために覚えておくべき基本言語――暗示の基本?
●催眠誘導は意識をリードする心理テクニック――暗示の基本?
●催眠導入の決め手となる行動の制御――暗示の基本?
●意識を変性させるための重要な作業――ブリージング
●パートナーを催眠状態へ――催眠インダクション
●脱力が作り出す精神統一状態の世界――力を抜かせる重要性
●パートナーの催眠を深める腕浮上――催眠深化法
●さらに催眠を深めていく――落下イメージ
●暗示でかけた催眠は暗示で解く――完全覚醒
第3章 セックスへのいざない
●催眠術は潜在意識をリードする心理技術――意識誘導の法則
●彼女との仲を深める無駄のないメール術――文章でのラポール形成
●重要な時期に何をするか――モチベーションの確保
●潜在意識は興味をなくすと醒めてしまう――大人の会話
●女性が嫌いなのは「スケベな男」ではない――主張の大切さ
●相手に与える印象をコントロール――類推法
●リアルな足かせを取り除けばセックスは目前――不安の排除
●不意に思い浮かべたものには暗示作用が働く――イメージの積み重ね
●彼女の心にブレーキをかけるものは何か――大義名分
●彼女が断りにくくなる先手必勝――予測暗示
●信頼を勝ち取る瞬間――最初の暗示の重要性
●セックスへの扉を開くカギ――キスの使い方
●ひとつ頼みごとを聞いた後は断りにくい――心の惰性
●誘いの決め手――ダブル・バインド
●あせりと手抜きがオトコの評価を下げる――相手の状況を考慮
●彼女のマニュアルはない――心は十人十色
第4章 セックス・インダクション
●セックス・インダクション――セックスそのものが催眠術のかけ方に
●催眠もセックスも目指すのは完全変性意識状態――トランス
●なぜセックスにトランスが必要なのか――本能の活性化
●脳と脳をチャネリング――ルッキング・アイ
●男と女の間にある10秒の壁――女性の心に火をつける
●快楽のディフェンス――触覚の性質を知る
●トランスの破壊――意識の流れを邪魔するもの
●欲情に勢いをつける――意識の反動利用
●何よりも大切な観察能力――キャリブレーション
●神が与えた快楽――クンニリングス
●人生が変わった男性――男の自信を取り戻す
●催眠療法の技法を逆利用――カタルシス・ストラテジー
●女性が理性を保つためにすがりつくもの――キレイなままでいようとする心
●理性の抵抗力を弱める――多重刺激法
●女性を片手で豹変させる――フル・フィンガー・タッチ
●人は悲しいから泣くんじゃない、泣くから悲しんだ――ポージング・インダクション
●快楽のパターンを形成――不安と期待
●トランスを深めるカタレプシー――束縛の利用
●本能の歯止めを外すシャウト――叫びの効果
●フォロー・コミュニケーション――後戯の重要性
●女性を欲情させる絶好のタイミング――バイオリズム
おわりに
林 貞年[ハヤシ サダトシ]
1964年、香川県生れ。
催眠誘導研究所所長。催眠誘導研究会会長。株式会社ニック代表取締役社長。婚前セラピーCEO。
長年にわたる催眠の実績と労災病院勤務心理カウンセラー時代の経験を基に、独自の経営コンサルティングを発足。催眠心理を活用した経営コンサルティングは経営不振のショップから中小企業の業績アップに貢献している。催眠技術指導では、初心者に対する催眠術のかけ方からプロに対する催眠療法の技術まで、個人に合わせた指導を実施。凝縮された催眠習得プログラムは海外からも高く評価されている。
メディア関係では、テレビ・バラエティー番組に出演するほか、人気ドラマの監修および技術指導を手がける。著書に『催眠術のかけ方』『催眠誘導の極意』(現代書林刊)『催眠術入門』三笠書房『催眠術の教科書』(光文社)『自己催眠・心を変える技術』(三五館)などがある。
内容説明
パートナーの本能に働きかけとてつもないオーガズムに導く催眠テクニックの極致!
目次
第1章 催眠セックスの実際(女性の局部を敏感にする―感覚支配;興奮時の女性器を作り出す―暗示の合わせ技 ほか)
第2章 催眠術のかけ方(催眠状態へ導くために必要な地図―催眠深度;催眠をかけるために絶対に必要な信頼―ラポール ほか)
第3章 セックスへのいざない(催眠術は潜在意識をリードする心理技術―意識誘導の法則;彼女との仲を深める無駄のないメール術―文章でのラポール形成 ほか)
第4章 セックス・インダクション(セックス・インダクション―セックスそのものが催眠術のかけ方に;催眠もセックスも目指すのは完全変性意識状態―トランス ほか)
著者等紹介
林貞年[ハヤシサダトシ]
催眠セラピスト。1964年、香川県生れ。催眠誘導研究所所長。催眠誘導研究会会長。株式会社ニック代表取締役社長。婚前セラピーCEO(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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渡部道正