出版社内容情報
土地を所有していて、自分の土地に建物を建てようかどうかと、いろいろ思案している最中の人は
ハウスメーカーや借り上げ業者などから、しきりに土地の有効活用として
「建てませんか?」と強く勧められたり、契約を急がされたりしています。
しかし、安易に業者の言う通りに話を進めてしまうと、そこには
「不動産業者が自社の利益のために仕掛けた巧妙なワナ」が待っているのです。
本書では建てることに向かって一歩を踏み出している土地所有者に向け、
本当に建てることが良い選択なのかどうか、また建てる場合、どのような考えで臨み、
不動産業者と交渉していくべきかについてアドバイスしていきます。
内容説明
貴方は業者のウソ、ちゃんと見抜けていますか?不動産取引を始める前にこれだけは知っておいてほしい業界のカラクリ。
目次
第1章 あなたの土地活用は、それがベストか?―「建てましょう」「売りましょう」は業者の都合で決まる(土地活用、共同住宅以外にも選択肢がある!;こんな貸し方もあり!土地に合った正しい結論を ほか)
第2章 建てると決めても、その見積もり、ちょっと待った!―「別途」「概算」などに仕掛けられた罠を見破れ(土地に愛着のあるあなたへ、これだけは知ってほしい;地盤改良工事を概算表記する大嘘 ほか)
第3章 その家賃設定で、ローン返済は本当に大丈夫?―業者が囁くバラ色の「家賃収入」には罠がいっぱい(「建築ありき」の営業手法のはなはだしい弊害;大宣伝「三〇年一括借り上げ」のマヤカシ ほか)
第4章 銀行との賢い付き合い方、お教えします!―「貸し出し基準」がわからなければ適正な融資も受けられない(貸し出し基準は銀行によってこんなに違う;銀行ごとの三つの特色を把握して融資交渉に臨む ほか)
著者等紹介
牛島浩二[ウシジマコウジ]
「新築大家さん」を展開する藤和コーポレーション株式会社代表取締役。福岡県生まれ神奈川県育ち。会計コンサルタントを経て、建築業界、不動産業界の裏側を知り、製造業のトヨタ生産方式や成果主義給与、ISO取得などの知識を得る。安価な土地仕入交渉を得意とし、新築物件企画から融資、税務、賃貸管理までの一切を、経営視点を踏まえてコーディネートする。これまで手がけてきた新築物件企画は、入居率95%以上という高い人気を誇る。多くの土地オーナーからの信頼も厚く、不動産投資に関するセミナーも定期的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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