出版社内容情報
まえがき 映画で死を乗り越える
第1章 死を想う
『永遠の僕たち』死を見つめる切ないラブストーリー
『母と暮せば』優霊映画の定番ゆえに泣ける一本
『はなちゃんのみそ汁』大切なことを伝えたい母の思い
『そして父になる』先祖へつながる家族の絆
『東京家族』「東京物語」へのオマージュ
『悼む人』「死者を忘れるな」という強烈なメッセージ
『四十九日のレシピ』限りない家族への希望
『涙そうそう』冠婚葬祭と家族愛を描いた沖縄の映画
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』戦闘シーンがリアルな日本人原作のSF
『サウルの息子』「人間の尊厳」と「葬」の意味を問う名作
コラム◎ 映画から死を学んだ
第2章 死者を見つめる
『おくりびと』世界に日本の儀式の素晴らしさを発信
『おみおくりの作法』孤独死した人々へのやさしいまなざし
『遺体 明日への十日間』何が人間にとって本当に必要か
『蜩ノ記』「死ぬことを自分のものとしたい」
『おかあさんの木』樹木葬をイメージする戦争映画
『ハッピーエンドの選び方』イスラエル版「おくりびと」
『世界の涯てに』生きる目的を探す不思議な三角関係
『バニー・レークは行方不明』観る者に実存的不安を与える名作
コラム◎ ホラー映画について
第3章 悲しみを癒す
『岸辺の旅』世界は「生者のような死者」と「死者のような生者」にあふれている
『ポプラの秋』「死者への手紙」に託す想い
『想いのこし』成仏するための作法
『ニュー・シネマ・パラダイス』「人生最高の映画」「心に残る名画」への違和感
『アバウトタイム~愛おしい時間について~』タイムトラベル映画の新境地
『ファミリー・ツリー』家族の絆は別れ際にあり!を実感
『インサイド・ヘッド』ピクサーのヒット作。葬儀で泣くということ
『リトル・プリンス 星の王子さまと私』ハートフル・ファンタジーの力を再確認
『アナと雪の女王』男女の恋愛話だけがアニメの世界ではない
『風立ちぬ』最大のテーマは「夢」
コラム◎ SF 映画について
第4章 死を語る
『エンディングノート』「死」を迎える覚悟の映画
『オカンの嫁入り』日本映画の王道をゆく冠婚葬祭映画
『縁えにし~The Bride of Izumo』日本の美に涙する一本
『お盆の弟』「無縁社会」を打ち破る「血縁」映画
『マジック・イン・ムーンライト』大好きなウディ・アレンの佳作
『マルタのことづけ』「死」を覚悟して笑顔で旅立つ姿に感動
『海街diary』この上なく贅沢で完璧な日本映画
『クラウド アトラス』輪廻転生を壮大なスケールで描く
『永遠と一日』名作は必ず「愛」と「死」の両方を描く
『天国は、ほんとうにある』臨死体験することの意味
コラム◎ファンタジー映画について
第5章 生きる力を得る
『海難1890』トルコと日本の国境を越えた大いなる「礼」の実現
『6才のボクが、大人になるまで。』時間というのは現在のことだ
『アリスのままで』アルツハイマー病の現実を描く
『博士と彼女のセオリー』絶望を希望に変えてくれる名画
『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』ホテル業ほど素敵な商売はない!
『アルバート氏の人生』自分らしい生き方を模索する姿に共感
『シュガーマン 奇跡に愛された男』生きる希望を与えてくれる傑作
『セッション』音楽と教育の力を実感する一本
『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』青年を成長させてくれる漂流映画
『レヴェナント 蘇りし者』生きることの過酷さを実感する巨編
『ゼロ・グラビティ』死者に支えられて生きていることを実感できる
『インターステラー』親は、子どもの未来を見守る幽霊
あとがきにかえて最後にもう一本『裸の島』│『葬式は、要らない』に対する答え
一条 真也[イチジョウ シンヤ]
1963年北九州市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。大手冠婚葬祭会社の経営者として、新時代の冠婚葬祭サービスの提供はもちろん、グリーフケア・サポートなどに精力的に取り組んでいる。2008年、北陸大学客員教授に就任、8年間にわたって「孔子研究」「ドラッカー研究」を教える。12年、第2回「孔子文化賞」を稲盛和夫氏らと同時受賞。14年、全国冠婚葬祭互助会連盟の会長に就任、九州国際大学客員教授に就任。また作家としても精力的に執筆を重ね、著書はすでに80冊を超える。無類の読書家としても有名だが、年間100本以上を映画館で鑑賞する希代の映画通としても知られる。本書は『死が怖くなくなる読書』(小社刊)の続編である。
一条真也オフィシャルサイト
http://www.ichijyo-shinya.com
一条真也オフィシャルブログ
http://d.hatena.ne.jp/shins2m+new/
内容説明
「風と共に去りぬ」から「アナと雪の女王」まで…暗闇の中で人は生と死を考える。生きる力と光を放つ50本。
目次
第1章 死を想う(『永遠の僕たち』―死を見つめる切ないラブストーリー;『母と暮せば』―優霊映画の定番ゆえに泣ける一本 ほか)
第2章 死者を見つめる(『おくりびと』―世界に日本の儀式の素晴らしさを発信;『おみおくりの作法』―孤独死した人々へのやさしいまなざし ほか)
第3章 悲しみを癒す(『岸辺の旅』―世界は「生者のような死者」と「死者のような生者」にあふれている;『ポプラの秋』―「死者への手紙」に託す想い ほか)
第4章 死を語る(『エンディングノート』―「死」を迎える覚悟の映画;『オカンの嫁入り』―日本映画の王道をゆく冠婚葬祭映画 ほか)
第5章 生きる力を得る(『海難1890』―トルコと日本の国境を越えた大いなる「礼」の実現;『6才のボクが、大人になるまで』―時間というのは現在のことだ ほか)
著者等紹介
一条真也[イチジョウシンヤ]
1963年北九州市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。大手冠婚葬祭会社の経営者として、新時代の冠婚葬祭サービスの提供はもちろん、グリーフケア・サポートなどに精力的に取り組んでいる。2008年、北陸大学客員教授に就任、8年間にわたって「孔子研究」「ドラッカー研究」を教える。12年、第2回「孔子文化賞」を稲盛和夫氏らと同時受賞。14年、全国冠婚葬祭互助会連盟の会長に就任、九州国際大学客員教授に就任。また作家としても精力的に執筆を重ね、著書はすでに80冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こ~じぃ。。