出版社内容情報
<推薦> 稲盛和夫氏 京セラ創業者 盛和塾塾長~ 「心」を育て、「人生」を豊かにする日本人の「働き方」がここにあります。~
<推薦>
稲盛和夫氏 京セラ創業者 盛和塾塾長
「心」を育て、「人生」を豊かにする日本人の「働き方」がここにあります。
■独自の人材育成制度で注目を浴びる「秋山木工」
秋山木工は、注文家具をつくる職人集団です。宮内庁や迎賓館、国会議事堂、高級ホテル、高級ブランド店、百貨店、美術館、病院から一般のご家庭まで、様々なお客さまに家具を提供しています。
「秋山木工」が注目されているのは家具作りだけでなく、独自の職人育成制度にあります。人間性を重視した独自の職人育成制度は業界の内外から注目を集め、国内はもちろん、海外からも多くの方が見学に訪れ、多くの経営者が参考にしています。
■心が一流になれば、技術も必ず一流になる
本書で紹介する秋山木工の『職人心得三十箇条』は、職人としての心構えを説いたもので、秋山木工の人材育成の基本が凝縮されています。
秋山木工では毎朝、『職人心得三十箇条』を全員で唱和します。
一回では忘れてしまうことも、一〇〇回、二〇〇回と繰り返せば何とかなる、と著者は言います。
毎日唱和して、心に落とし込み、血肉になっていくと、考えずとも口に出るようになる、すると行動に出るようになる、というのです。
『職人心得三十箇条』には特別なものはひとつもありません。礼儀、感謝、尊敬、気配り、謙虚な心……など、昔から日本人が実践してきた教えを大切にすれば、「心」は自然と育つのです。
『職人心得三十箇条』は、職人だけでなく、ビジネスマン、商売をされている方、学校の先生方、世の中で人と関わりながら生きているすべての方の役に立ちます。ぜひ、みなさんのお仕事に人生にお役立てください。
●はじめに
●序章 心が一流なら、技術も必ず一流になる
一流の職人を育てる
独自の「職人研修制度」
徒弟制度は一流を育てる「仕組み」
一流の職人に必要な「一流の心」
入社したら男も女も丸坊主。携帯電話、恋愛は禁止
一流の根っこをつくる『職人心得三十箇条』
コラム 職人の道具 かんな
●『職人心得三十箇条』
職人心得1 挨拶のできた人から現場に行かせてもらえます。
職人心得2 連絡・報告・相談のできる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得3 明るい人から現場に行かせてもらえます。
職人心得4 周りをイライラさせない人から現場に行かせてもらえます。
職人心得5 人の言うことを正確に聞ける人から現場に行かせてもらえます。
職人心得6 愛想よくできる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得7 責任を持てる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得8 返事をきっちりできる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得9 思いやりのある人から現場に行かせてもらえます。
職人心得10 おせっかいな人から現場に行かせてもらえます。
職人心得11 しつこい人から現場に行かせてもらえます。
職人心得12 時間を気にできる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得13 道具の整備がいつもされている人から現場に行かせてもらえます。
職人心得14 掃除、片付けの上手な人から現場に行かせてもらえます。
職人心得15 今の自分の立場が明確な人から現場に行かせてもらえます。
職人心得16 前向きに事を考えられる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得17 感謝のできる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得18 身だしなみのできている人から現場に行かせてもらえます。
職人心得19 お手伝いのできる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得20 自己紹介のできる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得21 自慢のできる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得22 意見が言える人から現場に行かせてもらえます。
職人心得23 お手紙をこまめに出せる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得24 トイレ掃除ができる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得25 道具を上手に使える人から現場に行かせてもらえます。
職人心得26 電話を上手にかけられる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得27 食べるのが早い人から現場に行かせてもらえます。
職人心得28 お金を大事に使える人から現場に行かせてもらえます。
職人心得29 そろばんのできる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得30 レポートがわかりやすい人から現場に行かせてもらえます。
コラム 職人の道具 のみ
●結章 一流職人への道
一流への道筋
人間は、みんないい芽を持っている
高学歴者には「バカになれ」と言う
気持ちのいい挨拶は一流の第一条件
「木の道」に恥じないように生きる
親孝行のできない人は一流になれない
親と二人三脚で育てる
人生はすべて自分の時間
「できる職人」ではなく「できた職人」を育てる
「世のため」「人のため」に働くと命が輝く
●おわりに
【著者紹介】
秋山利輝(あきやま・としてる)
秋山木工グループ 代表
一般社団法人秋山学校 代表理事
1944年、奈良県生まれ。
中学卒業とともに家具職人への道を歩き始め、1971年に有限会社秋山木工を設立。秋山木工の特注家具は、迎賓館や国会議事堂、宮内庁、有名ホテル、高級ブランド店などでも使われている。2010年には一般社団法人秋山学校を設立、代表理事を務める。人間性を重視した独特の職人育成制度は業界の内外から注目を集め、国内はもちろん、中国、アメリカやロシアなど、海外からも多くの方が見学に訪れている。テレビ、雑誌などメディアからの取材も多数ある。
著書に『丁稚のすすめ 夢を実現できる、日本伝統の働き方』(幻冬舎)、関連DVDにドキュメンタリー映画『丁稚 わたし家具職人になります』(オルタスジャパン)がある。
内容説明
秋山木工の『職人心得三十箇条』は、職人としての心構えを説いたものです。でも、特別なものはひとつもありません。礼儀、感謝、尊敬、気配り、謙虚な心…など、昔から日本人が実践してきた教えを大切にすれば、「心」は自然と育ちます。
目次
序章 心が一流なら、技術も必ず一流になる(一流の職人を育てる;独自の「職人研修制度」;育てた職人を八年で独立させる理由;徒弟制度は一流を育てる「仕組み」;入社したら男も女も丸坊主。携帯電話、恋愛は禁止 ほか)
『職人心得三十箇条』(挨拶のできた人から現場に行かせてもらえます。;連絡・報告・相談のできる人から現場に行かせてもらえます。;明るい人から現場に行かせてもらえます。;周りをイライラさせない人から現場に行かせてもらえます。;人の言うことを正確に聞ける人から現場に行かせてもらえます。 ほか)
著者等紹介
秋山利輝[アキヤマトシテル]
秋山木工グループ代表。一般社団法人秋山学校代表理事。1944年、奈良県生まれ。中学卒業とともに家具職人への道を歩き始め、1971年に有限会社秋山木工を設立。秋山木工の特注家具は、迎賓館や国会議事堂、宮内庁、有名ホテル、高級ブランド店などでも使われている。2010年には一般社団法人秋山学校を設立、代表理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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