内容説明
著者が実践している、歯はなるべく抜かないで、あるいは抜くとしても咬み合わせを悪くする原因と考えられる奥の歯(親知らず)などを抜歯して治療しようという考え方の根底には、人間にとっての咬み合わせの重要性を尊重し、全身の健康を維持しようとする概念が流れている。また本書で紹介されている患者さんの治療の実例は、著者が長年研究、実践してきた治療法の効果を的確に示している。
目次
1 なぜ現代人の歯並びは悪くなってしまったのか
2 歯並びの異常の原因は奥歯にあった
3 矯正治療の常識をくつがえす“非抜歯”矯正法
4 ここが違う!岸本式“非抜歯”矯正の実際
5 小臼歯を抜かずにここまで治った!“非抜歯”矯正治療例
6 ここが知りたい!岸本式“非抜歯”矯正Q&A
著者等紹介
岸本雅吉[キシモトマサヨシ]
歯学博士。医療法人メディア銀座コア歯科・矯正クリニック理事長。医療法人メディア名駅メルサ歯科・矯正クリニック理事長。きしもと刈谷矯正歯科院長。岡山県生まれ。岡山県立津山高等学校卒業。1985年、愛知学院大学歯学部大学院修了。1990年~99年、松本歯科大学非常勤講師(歯科矯正学)。現在、愛知学院大学歯学部非常勤助手(口腔病理学)として後輩に教育指導を続けながら、東京都中央区銀座に「銀座コア歯科・矯正クリニック」、名古屋駅の「名鉄メルサ」に「名駅メルサ歯科・矯正クリニック(旧メルサ矯正歯科)」、愛知県刈谷市に「きしもと刈谷矯正歯科」を開業し、臨床に従事している。日本矯正歯科学会会員(認定医)、近畿東海矯正歯科学会会員、日本口蓋裂学会会員、A.A.O.(アメリカ矯正歯科学会)会員、愛知県歯科医師会会員、刈谷市歯科医師会会員、日本顎咬合学会会員(咬み合せ認定医)。各種学会等で学術発表を精力的に行い、論文は、「発育中のラット下顎頭におよぼすシクロホスファミッドの影響」「対症療法の矯正治療から原因除去の矯正治療へ」ほか多数ある
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