内容説明
人工透析の現場は「医療の無法地帯」だった!医療スタッフの心ない言動、貧弱な設備、合併症に対する配慮のなさや、不適切な対応―。透析の途中に低血圧吐血となり、非道の胃カメラ検査の塗炭の苦しみのなか、たった一日で、たった独りで死んでいったひとり息子への、女医である母の無念…。
目次
第1章 告発―透析患者は死んで当たり前か!
第2章 緊急入院―一日で命を奪われたわたしの息子
第3章 疑い―愛情を欠いた医療の“犠牲者”
第4章 糖尿病による死―様々な合併症の恐怖
第5章 「腎臓透析病」―透析病は現代の“死病”か…
第6章 透析患者も人間です!―息子の死を無駄にしないために
終章 もう透析で苦しまずにすむね