出版社内容情報
いまを生きるアイヌ100組のポートレート、待望の第二章。
「和人」(日本国内のマジョリティ)として、ファインダーを覗くこと。連続的な世界において一瞬を切り取る写真が果たす役割――様々な葛藤の中で2009年に生まれた、日本各地に暮らすアイヌの方100人をリレー方式で繋ぐ『アイヌ、100人のいま』プロジェクト。
しかし、まだ写真集に登場していない古い友人の「声」を届けたいという想いから、宇井さんは第二弾の撮影をスタートさせました。撮影の状況は被写体の方に委ね、撮影と同時にお一人お一人に今一番言いたいことを伺いました。
「Ene ku=an i(エネクアニ)」、それはアイヌ語で「このように私がいること」。
同時代の「今」を生きるアイヌの姿から、その「歴史」と「未来」を見出す写真集。
★ポイント★
・日本全国に暮らす100名のアイヌの方を撮影。歴史の中の存在ではなく、今を生きる「アイヌ」の姿を残します。
・撮影場所、シチュエーション、服装など、全てを自分自身で決めてもらい、写真そのものがアイヌの方の意思と希望を表しています。
・被写体100名によるメッセージを収録。日本語・英語の二か国語に対応しています。
★クラウドファンディングのご支援、ありがとうございました★
宇井さんのご活動や写真集作成の裏側などを、クラウドファンディングページの活動報告にて公開中です。
日本全国で撮影したアイヌ100組の写真集、2冊目を届けたい!
https://readyfor.jp/projects/ainusyasinsyu2
【目次】