パパイヤのある街 - 台湾日本語文学アンソロジー

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パパイヤのある街 - 台湾日本語文学アンソロジー

  • 山口守
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 皓星社(2024/08発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 339p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774408354
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0097

出版社内容情報

日本と台湾の歴史を言語接触から読み解くアンソロジー



日本の製糖会社の進出により父を亡くし、貧しい家族を養うため台湾から日本へ渡って来た楊青年。しかし、やっとのことで見つけた新聞配達の仕事はあまりにも不当な条件だった。台湾での階級対立を、帝国日本と植民地台湾の権力勾配に重ねながら、労働者の連帯を描く「新聞配達夫」。内地人風の生活を夢見ながら、立身出世の勉強に励む陳有三は、台湾の役所に勤めている。内地人に対しては家畜のように卑屈な台湾人の上司、製糖会社勤務の友人、結納金と引き換えに売られていく想い人……。表題作「パパイヤのある街」ほか、日本統治期の台湾人作家による七篇の日本語文学作品を収録。



多層的な言語空間をもつ台湾で生まれた作家たちは日本の言語政策の変遷にいかに翻弄され、そのアイデンティティを形成し、自己表現へと辿り着いたのか。言語という枠組みからその過程に光を当てるアンソロジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KOSUKE_books

3
台湾が日本に統治されていた50年間で、台湾人が日本語で綴った小説を集めたアンソロジー。 植民地支配という背景もあり、貧困や支配への怒りを内包した作品がほとんど。そんな中で「日本人とは何なのか」と問う『志願兵』が心に残った。読むことで自分が知らない世界を知ることは、楽しいしありがたいことだなと再認識した本になった。2025/04/08

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