近代出版研究 〈2022(創刊号)〉

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784774407623
  • NDC分類 023.1
  • Cコード C1000

出版社内容情報

「いまだ近代の書物についての知識の格納場所はない」という問題意識のもと、「日本の近代書籍についての小さい問題の登録所」として年刊研究誌『近代出版研究』を創刊します!



創刊号の寄稿者には、明治初期出版研究の泰斗である稲岡勝(元都留文科大学教授)、図書館学の田村俊作(慶應義塾大学名誉教授)、鈴木宏宗(国立国会図書館)、西洋書誌学の安形麻理(慶應義塾大学教授)、武者小路信和(元大東文化大学文学部准教授)、民俗学の大月隆寛、菊地暁(岩波新書『民俗学入門』著者)といった研究者に加え、ベストセラー『独学大全』著者である読書猿や、出版流通史家の戸家誠、弊社刊『古本マニア採集帖』に登場した書物蔵、神保町のオタ、松﨑貴之、下平尾直といった在野研究者・出版人も名を連ね、ユニークな執筆陣が揃いました!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

古本虫がさまよう

4
編集後記を読むと、適当な理由で創刊されたようだが、このご時世に活字の紙雑誌が一つ増えたことは結構なことでしょうか。大学の先生によるまじめな「古書」「書物」中心の註釈・註記も付いている学術系雑誌といえましょうか。大月隆寛氏の『古本の記憶』などは、古本虫向けではあるが。註釈註記もとくにない読みやすいエッセイ風。『「立ち読み」の歴史』を考察した小林昌樹氏のエッセイは註釈註記があるけど、そこそこ面白く読んだ。まぁ、立ち読みはあまりしなかったかな。ジュンク堂などの「座り読み」奨励には反対だった。 2022/07/04

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