目次
第1章(孤児とともに;天間の平民床)
第2章(ヨカヨカ飴屋;終生の肩書 ほか)
第3章(赤羽巌穴『農民の福音』;西川光二郎離脱 ほか)
第4章(大正の開幕;田中正造、渡辺家逗留)
第5章(中国革命義勇軍;山本飼山の死)
第6章(辻家の食卓;大杉栄と伊藤野枝)
第7章(『微光』―暗夜の螢;渡辺教室)
第8章(小さな旗上げ;ロシア革命 ほか)
第9章(政太郎の最期;メーデーの朝)
著者等紹介
多田茂治[タダシゲハル]
1928年、福岡県小郡市生まれ。九州大学経済学部卒業。在学中『九州文学』『新日本文学会』に参加。新聞記者、週刊誌編集者を経て文筆業。主に日本近現代史にかかわるノンフィクション、伝記を執筆。2004年、『夢野久作読本』(弦書房)で第57回日本推理作家協会賞(評論の部)を受賞。2020年5月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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