内容説明
県央を流れる相模川にほど近く、“みどりば”と名づけられた家がある。児童養護施設の法人が運営するグループホームである。木々に囲まれたその家では、虐待や育児放棄、父母の死亡や離婚、一人親の入院や犯罪に伴う収監など、さまざまな事情を持った子どもたちが暮らしている。
著者等紹介
岩本俊夫[イワモトトシオ]
1940年東京都世田谷区生まれ。1960年早稲田大学第一文学部入学、自治会執行委員として「60年安保闘争」を闘う。1964年卒業後、川崎市立中学、同市立高校に勤める。1975年5月、読書会主宰の評論家・渋谷直人氏の提唱により同人誌『秧鶏』を創刊。同9号から『風嘯』に改題。同17号で渋谷氏退会。以後、主宰役を務め、2019年3月に39号を発行する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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