内容説明
神出鬼没の和田久が帰ってきた…北一輝が加わり、朴烈が金子ふみ子と出会い、上海の紅灯に、豆満江の岸辺に、樺太の港に、満洲の荒野に、黒い炎は日本を脱出する。
目次
4 狂乱と覚醒のそのとき(和田久、帰る;人の世に熱あれ!!)
5 ああ、革命は近づけり(労農政府を支持せず;混沌は自由を前触れる;上海バンスキング血史;豆満江岸、狼煙あがる;曠野の土に汝が足を置け)
6 ニッポン脱出行(かくて、左翼は起ち遅れ;燃ゆる想いを荒野にさらし;倫理と頽廃の抛物線;“繁栄”と革命の神話)
著者等紹介
竹中労[タケナカツトム]
1930年東京生まれ。東京外大露文科除籍後、肉体知的労働の底辺を転々、自由なもの書きとして、舞台・映像・音盤とさまざまな分野に表現をこころみる。1991年死去
かわぐちかいじ[カワグチカイジ]
1948年広島県生まれ。明治大学文学部在学中の68年、「夜が明けたら」(ヤングコミック)でデビュー。アウトローや探偵たちの物語から、スポーツドラマや時代劇まで、壮大な世界観の作品で人気を博す。代表作に「アクター」「沈黙の艦隊」「ジパング」(いずれも講談社漫画賞受賞)や「太陽の黙示録」(小学館漫画賞受賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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