稲作ライブ―おもしろくてたいへんな田んぼの一年

サルイン【著】

くもん出版（2024/10発売）

• サイズ 46判／ページ数 176p／高さ 19cm
• 商品コード 9784774333847
• NDC分類 K616
• Cコード C8061

出版社内容情報

小学５年生社会科の教科書では、〝米作り〟が20ページ強も展開されています。そこで、
笑い飯・哲夫さんの実家の田んぼを手伝って数年になる、吉本興業所属のお笑い芸人のサルインさんが、春先の作業から秋の稲刈り、オフの作業までの実体験を社会科で学ぶ内容よりもっとおもしろく伝えます。教育大学卒で教員免許を持っているから教えるのが得意であること、ローカル局の情報番組でおもしろく伝えることに磨きをかけていること、イベントで子どもたちとも接していることを生かし、現場で学んだこと、雑学やうんちくも紹介し、お米に対する興味をいっそう高める１冊です。

内容説明

芸人が、劇場での“お笑いライブ”ではなく、田んぼで米を作る“稲作ライブ”をやりました。米作りって楽しいよ、たいへんなこともあるよ、こんな発見があったよ、知らなくてびっくりしたよ…と、たくさんの体験をおもしろくお伝えします。

目次

第１章　米作り“春”
第２章　米作り“夏”
第３章　米作り“秋と冬”
第４章　やってみた、楽しかった
第５章　知っとくと得かも
第６章　解いてみよう、わかるかな？

著者等紹介

サルイン［サルイン］
１９９０年、石川県生まれ。奈良教育大学総合教育課程環境教育コース地域環境専修卒業。中学社会・高校地理歴史・高校公民の教員免許持ち。ＮＳＣ吉本総合芸能学院大阪３７期。奈良勝手に住みます芸人（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[鳩羽]

お笑い芸人のサルインが、同じ芸人の先輩達を手伝って田んぼで稲作をやってみた！一年を本にしたもの。田おこしは何のためにするの？雷が多いと稲の生育がいい？一番大変な作業は？などなど、知ってるようで知らなかった農家の仕事が細かく書かれていた。ノリが良く読みやすい文章ではあるが、文章量が多いのと、コラム的なところの文字の小ささ、ノリの良い小ネタは面白いのか？といろいろ思うところはある。図版も少なめ。5年生の単元で稲作をきっちりやるようなので、より踏み込んで知りたい子のフォローにはいいのかも。

2025/11/18

[かはほり]

著者はお笑い芸人さんで教員免許をもっているとのこと。話言葉でわかりやすく稲作について書かれており、エピソードも満載で面白い。でもこの文量（175ｐ）になると子どもたちはどう反応するのかな？

2025/01/11