出版社内容情報
“データリテラシー”とは、データや情報を正しく読みとる力--。データや情報の量もアクセス方法も増えていく、これからの時代を受け身にならずに生きていくための超重要スキルです!
なんだかむずかしそう? 自分には関係なさそう?
そんなことはありません! データリテラシーは、小学校レベル(主に算数)の学習内容をおさえておけば日常生活の多くの場面で役立つ強力な味方です。データの専門家を目指すためには高度な統計学やデータサイエンスの知識が必要になりますが、データリテラシーはそのだいじな基礎・基本にもなるでしょう。まさに、いま誰もが身につけたい・身につけられる力なのです。
本書はタイトル通り、小学生にもわかりやすくデータリテラシーを学んでもらえる一冊です。算数で学習する「グラフ」や「代表値」から、「データの尺度」「相関関係と因果関係」「フェイクニュース」など大人も知っておきたい内容まで、キャラクターたちの会話形式で楽しく読み進めることができます。関連するクイズや読みごたえのあるコラムも、データリテラシーの理解をいっそう深めてくれるでしょう。
これからのAI時代を生きていく子どもたちとすべての人へ、データや情報にまどわされずに“考え”続ける大切さと楽しさを味わっていただける一冊です!
内容説明
AI時代の重要スキル!データや情報を正しく読みとる力。データリテラシーが深まる12レッスン。
目次
データリテラシーってなに?
いろんなグラフがあるんだね!
グラフにだまされないよう、ご用心!
代表値でデータの特徴をつかもう!
代表値の落とし穴!
数値をしっかり確認しよう!
自分でしっかりたしかめよう!
そのランキング、基準はなに?
「データのものさし」ってなに?
関係ある?ない?相関関係
相関関係とはちがう?因果関係
フェイクニュースにだまされないために
著者等紹介
本丸諒[ホンマルリョウ]
サイエンスライター。横浜市立大学卒業後、出版社(書籍、雑誌の編集部)に勤務。サイエンス書の企画・編集を中心にベストセラー書を数多く制作。なかでも数学分野では「超」入門書レベルから、高校レベルの微分・積分、統計学、三角関数、さらには大学レベルの複素解析、フーリエ解析、物理数学にいたるまで、幅広いジャンルとレベルを手掛けてきた。また、データ誌(月刊)の編集長としても敏腕を発揮し、大幅な部数増を果たしている。「文系と理系をつなぐ本をつくる」ことをモットーに独立し、編集工房シラクサを設立。サイエンス書を中心として、理系テーマを文系向けに“超翻訳”するライティング技術には定評がある。日本の卜ツプクラスの科学者(ノーベル賞受賞者含む)へ取材し、ライターとしてまとめた本も多い。日本数学協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。