内容説明
未来を生きていく子どもたちに必要な力は、膨大な情報の内容を精査する力、様々な立場からの発言を理解する力、自分の意見を明確に人に伝える力。これらはすべて読解力が基礎になります。読解力をつけることにつながった我が家の方法をお話ししましょう。
目次
第1章 読解力はいきなり身につかない。幼い頃から読解力を育てる
第2章 読解力を育てるには、6歳までの幼児教育が大切
第3章 読解力 我が家の実践―6歳まで1 絵本と童謡
第4章 読解力 我が家の実践―6歳まで2 公文式学習ほか
第5章 読解力 我が家の実践―小学生
第6章 今後、ますます大事になる読解力
著者等紹介
佐藤亮子[サトウリョウコ]
大分県出身。津田塾大学卒業。大分県内の私立高校で英語教師として勤務し、結婚後、夫の勤務先の奈良県に住み専業主婦に。長男、次男、三男、長女の4人の子どもを育てる。幼児、小学校低学年期を中心に公文式教室に通う。長男、次男、三男は灘中学・高等学校を経て、東京大学理科三類に進学し医師として活躍中。長女は洛南中学・高等学校を経て東京大学理科三類に進学。その子育てが注目を集め、現在、中学受験塾の浜学園のアドバイザーをつとめながら、子育てや勉強、受験をテーマに全国で講演を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しほ
6
この本を読んでから絵本を読む回数を増やした。目標冊数を決めて取り組んで、言葉や歌に触れる機会をできる限り増やしてあげたいと思うようになったし、こどものやりたい!という気持ちを引き出してあげられる親になりたいと思った。具体的な方法が紹介されていてわかりやすく、これから何回も読み返すことになると思う。2021/04/30
とみぃ
4
★★★★☆ 「歌二百 読みかせ一万 賢い子」というスローガンは覚えておきたい。公文出版なので、大分ヨイショしている要素もあると思う。ただ、自身の記憶を辿ると、中学受験時の塾のエースの子も公文を幼児期からやっていた。自身の子も勉強+芸術+スポーツをバランスよく、楽しみながら人生を存分に楽しむ土台を作って欲しいものです。2022/01/06
いと
4
4人の子供全員を東大合格へ導いた凄腕ママの本。恥ずかしながら著者のことは全く知らず『読解力』という表紙だけで購入しましたが、他にも出版物多数の有名ママでした。どれだけ教育ママなのかと思い読み進めると、子供への愛情に溢れ過ぎた優しいお母さんの本でした。読解力を『2Dの文章を頭の中で3Dに立ち上げてイメージできる力』と説き、読んだ文章をすぐに頭の中で映像化できる能力を養うことが大切だと主張される。基礎となる幼児教育の大切さ。18歳までの期間限定である子育てのノウハウ・哲学が記されている。大変参考になりました!2021/08/25
しおこ
3
ゆるい子育てとあるが、佐藤ママのいうゆるい子育ては世間でいう教育ママだなと思いながら読んだ。でもメリハリがあって好感が持てる。それは文字じゃないよねと低い声で注意する一方でおもちゃ箱をひっくり返されても壮観といえ、遊んでる途中に片づけなさいなんて夢を壊す発言は勿体無いという余裕!公文で一教科選ぶなら算数。長女は年長で中3の教材をしておりましたので〜ってサラリと書かれてて二度見した😂2023/03/29
みー
3
勉強について、テレビでとても分かりやすく話をされていたので、ぜひ我が家でも取り入れてみよう!と思って借りてみたけど、う~ん…。『公文』に通わせてたからこそ!というのが多かったり、幼少期の頃からの取り組みが大切!と何度も書かれていて、その時期を過ぎてしまった今、どうしたら…というところまでは書いてなかった。とにかく公文への愛が強い!(笑)小学生や、これからの時期のやる気にさせる関わりを、もっと知りたい。2021/05/26
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