くもんの児童文学<br> さよ―十二歳の刺客

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くもんの児童文学
さよ―十二歳の刺客

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784774327792
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

壇ノ浦の戦いから、ひとり生き残った平氏の姫・さよは奥州藤原氏配下の武士のもとに身を寄せていた。一族を滅ぼした源氏の大将・源義経に復讐するため弓馬の腕を磨いていた彼女は、ある日、義経が都から落ちのびてきたことを耳にする。

内容説明

さよは十二歳だ。荘園の南の牧場に兄がこしらえた馬場で、いつもこうやって流鏑馬のけいこをしている。だが、今日は気あいが少しちがう。なぜならば、やつが来たと、昨晩、兄の家来たちが台所でうわさしていたからだ。平家の姫・さよの姿をとおして、まっすぐに生きていく勇気を伝える物語。小学校高学年から。

著者等紹介

森川成美[モリカワシゲミ]
東京都生まれ、大分県で育つ。「アオダイショウの日々」で第18回小川未明文学賞優秀賞受賞。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人

槙えびし[マキエビシ]
漫画家、イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

89
【西日本読書感想画コンクール課題図書】舞台は平泉。九死に一生を得た平家の姫が狙うは仇敵・義経の首。戦の理不尽さや家族愛が今日的な感覚で描かれている。イケメンで悲劇のヒーローとして登場することの多い義経だが、こちらではキカン気で醜く人間臭い。かたや平維盛は現代的な感性を持つエリート。これまでにないアプローチで面白かった。男装の少女というのは絵になりそうで、感想画の作品が楽しみだ。2019/07/11

モリー

72
「歴史にifは禁物」と聞くことがありすが、そんなことを言っていたら歴史小説は楽しめません。それはともかく、『わたしたちが歴史からほんとうに学ぶべきは、事実そのものではなく、人というものはどういうものか、それが自分の身におきたとき、おきそうになったとき、どうすべきか、知ったり考えてみたりすることにあるのではないでしょうか。』という著者のあとがきに頷きました。2022/05/08

鷺@みんさー

51
これは力作!児童書の歴史物(風)ファンタジーって、上橋菜穂子くらいにならないと大人社会に注目されないけど、森川成美も「来てる」と感じる。『アサギを呼ぶ声』も、古代ファンタジーで戦士となった少女の物語だったが、こちらは平維盛の娘が密かに生き延び、平泉で正体を隠し少年として義経への復讐を狙っていたら…というストーリー。流鏑馬のシーンや、義経が戦のあり方を説くシーンなども読みごたえがあり、素早い展開でグイグイ読ませる。新しい源平イメージが見えるかも。児童書と侮らず、興味を持った人はぜひ読んで欲しい。2019/02/22

がらくたどん

45
歌舞伎や軍記物の義経は大概が見目麗しい悲劇の青年なのだが、源氏に討たれひとり生き延びた平家の「やんちゃ姫」さよの世界の義経は猿顔の卑怯で癇癪持ちの小男。さよは義経の息子の遊び相手に抜擢されながら義経への復讐の機会を狙う。「アサギを呼ぶ声」の森川さんと以前購入し寝かせていた。戦いの火がリアルに見えてしまった今読むことになろうとは・・。「にくしみはにくしみをよぶ」「いったんはじめてしまった戦は行きつくところまで行かねば、おさまらぬ」大人の論理だ。正論かもしれない。でも、さよの選択は子どもの夢なのだろうか。2022/04/29

くぅ

43
お年玉はもう貰う側から渡す側になったのに、正月にお姉ちゃんと初買いで行くのは結局書店。お年玉はないからいっぱいは買えないけれど(笑)帰省先の児童書コーナーで見つけてなんとなく気になり、図書館で探したら誰もまだ読んでいない封切りを読めました(๑´罒`๑)もう少し後の時代の話が好みなので、この辺にはあまり率先して手を出してこなかったけれど、児童書ということもあり読みやすくて最後まで楽しめました。史実とは違うのだろうけれど、そこにあまり拘らずに作者のあとがきにあるように「もし…」を楽しめたらいい気がする。2019/01/19

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