出版社内容情報
パンツもはかずにでかけたかばくん。いぬやねこやうさぎたちが、「おしりをちょうだい!」と言い出して…パンツもはかずに、どどどっと、おうちを飛び出したかばくん。
「かばくん パンツを はきなさい!
わたしたち とっても おしりが りっぱなのよ。
おしりどろぼうに とられたら どうするの!」
ママがさけびましたが、かばくんは行ってしまいました。
そこへ、いぬ、ねこ、うさぎにまんどりるが、ぽいんぽいんのおしりをクッション、パラシュート、ぶつかってあそぶもの、それに、おしゃれなぼうしにしたいといっておいかけてきます。
「おい!かばくん おしりをとるぞ!」
かばくんは大ピンチ。そこへあらわれたのは・・・
陣崎草子がえがく、おおらかでやわらかなユーモアの世界。
陣崎草子[ジンサキ ソウコ]
著・文・その他
内容説明
「かばくんパンツをはきなさい!わたしたちとってもおしりがりっぱなのよ。おしりどろぼうにとられたらどうするの!」ママがさけびました。さて、いったいおしりどろぼうなんているのでしょうか?
著者等紹介
陣崎草子[ジンサキソウコ]
大阪生まれ。大阪教育大学芸術専攻美術科卒業。絵本作家、児童文学作家、歌人。『草の上で愛を』で第50回講談社児童文学新人賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リコリス
38
「りっぱなおしりだからどろぼうにとられたらどうするの!」ってママが叫んだ冒頭に笑ってしまった。となりのページで走るかばくんの靴下がかわいい〜♡と読んで行くうちにかばくん本当にどろぼうにおしりを狙われます。えー??って思ってたけど、そう言われてみれば私もかばくんのおしりをクッションにして読書したくなってきて…困った(笑) ラストのとりくんちょっと上から目線なのがなんかドキッとした(笑)2018/07/04
たまきら
31
「そんな素敵なお尻を見せびらかしちゃダメ!どろぼうされちゃう!」という新しい母の叫びにのけぞりました。そして、夫のお尻に見とれて子供のことを忘れる姿にも。7歳児の短パンで怒っているオトンですから、10年以内に似たような叫びが我が家に響くに違いない。大笑いしました。2018/10/17
くぅ
28
おしりがぬすまれちゃうなんて…と半信半疑でみていた息子。おしりはとれないってことはわかってるようで、ちょっと興味なさげ。でも、最後まで読んでみるとかばくんが急いでいた理由に納得。「あぁ、よかった!よかったね!」と言っていました。(3歳5ヶ月)2020/11/04
anne@灯れ松明の火
26
遠い方の新着棚で。表紙もタイトルもインパクト大! そして、陣崎さんのお名前も、確か面白い作品を読んだよな~と記憶にあった。記憶に間違いなし! 面白かった! 「パンツをはかないとお尻を盗まれる」とお母さんに注意されるカバくん。カバくんのお尻を見て、あれになりそう、これに使いたいと妄想する動物たち。一体、どういうオチをつけるのかと思えば、ああきて、そうきて、こうきたか~! 最後の最後まで楽しめた♪ まあ、読んでみて^^2018/10/24
yumiha
21
何度も何度も「おしり、おしり」と出てくるので、もし読み聞かせをしたら、その度に子どもたちはわ~わ~反応して喜ぶだろうなあと予想した。ぽいんぽいんのおしり、とっても魅力的。どろぼうが欲しがるのも納得です。2018/08/30
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