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凸凹あいうえおの手紙

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  • サイズ A5判/ページ数 146p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784774327501
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

目の不自由な方に、交流会の案内を伝えたい……。そうだ、うらから凹ませ、おもて面の凸であらわす点字があるじゃないか。"地域のおじいさんやおばあさんを毎月招待し、季節にふさわしいイベントを全校ですることになった“交流会”。大地が案内の手紙を届ける佐山さんだけ、返事が来ないようなのです。
直接手紙をわたそうとして何度も訪ね、ようやく見かけた佐山さんは……。白い杖をついていました。目が不自由な人が持つ杖です。
読めない手紙をどうすればいい? 話しかけて、その場で返事を聞く勇気が出てこない大地。そんなある日、点字で手紙を書くことに気づいたのですが……。
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1 とんだお花見給食
2 佐山さんの白い杖
3 桜ばあちゃんとの約束
4 凸面「あいうえお」
5 点字のかくれんぼ
6 大工と弟子たち
7 凹面「あいうえお」
8 折れまがった白い杖
9 夏祭りの夜
10 ぼたもちと、おはぎ
11 かくれた点字ブロック
12 雪手紙
   あとがき

別司芳子[ベッシヨシコ]
著・文・その他

ながおかえつこ[ナガオカエツコ]
イラスト

内容説明

地域のおじいさんやおばあさんを毎月招待し、季節にふさわしいイベントを全校ですることになった“交流会”。大地が案内の手紙を届ける佐山さんだけ、返事が来ないという。直接手紙をわたそうとして何度も訪ね、ようやく見かけた佐山さんは…。白い杖をついていた。目が不自由な人が持つ杖だ。読めない手紙をどうすればいい?話しかけて、その場で返事を聞く勇気が出てこない大地。そんなある日、点字で手紙を書けばいいと気づいたのだが…。

著者等紹介

別司芳子[ベッシヨシコ]
1960年、福井県に生まれる。「でこぼこ凸凹あいうえお」で第23回小川未明文学賞優秀賞を受賞。日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会、全国児童文学同人誌連合会「季節風」会員。「がるつ」「ごんたくれ」同人

ながおかえつこ[ナガオカエツコ]
大阪生まれ。金沢美術工芸大学卒。オフィスを珈琲豆焙煎所内に構え、珈琲の香りの中でイラストレーターとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あーさん☆花火大会が迫っています!!

41
点字を覚えてみよう!と思える5年生からの本。2018/08/19

izw

6
心温まる物語だ。小学生がお年寄りへ手紙を書いたり、催しに招待することはよく行われる。主人公の男の子が担当となったおばあさんが目が不自由なことが分かり、点字で手紙を書きたいと思い立ち、点字の勉強をする。いろいろ行き違いがあるが、最後には感動的な結末が待っている。2018/11/24

NakaTaka

5
6年の夏目君が主人公。おばあちゃん思いの優しい男の子。総合の学習でお年寄りとの交流。招待状を出す相手が目の見えない人だったら。点字を覚えていく様子、視覚障がい者の気持ち等丁寧に描かれている。点字を教える学校司書が良い味出していて拍手!感涙!2019/01/20

頼ちゃん

1
凸凹とはそういう意味だったんですね。なかなかよかった。2024/06/01

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