内容説明
「だれのぼうしだろう?」一ねん三くんにおちていた青いやきゅうぼう。ミーアキャットのさんきちくんと、いぬのきゅうたくんの「サンキュウコンビ」は、おとしぬしをさがすことにしました。二ひきは、「ひきざん」をつかっておとしぬしをさがすほうほうをおもいつきますが…。さんすうが楽しくなる読み物シリーズ。小学校低学年から。
著者等紹介
宮下すずか[ミヤシタスズカ]
長野県生まれ。「い、ち、も、く、さ、ん」で「第21回小さな童話大賞」大賞受賞(毎日新聞社、2004年)。『ひらがなだいぼうけん』(偕成社)で「第19回椋鳩十児童文学賞」受賞(2009年)
市居みか[イチイミカ]
兵庫県生まれ。絵本づくりワークショップや音楽をつけた朗読会などを、各地で開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しろくま
17
消去法として、引き算をつかって帽子を落とした人を見つけます。また、引き算の記号にも注目。引き算を学習する小学1年生にちょうどよいのではないでしょうか。探偵みたいで楽しそう。2020/06/14
サルビア
15
あれ、この本読んでたかな?再読になっている。 ミーアキャッットのさんきちくんと、いぬのきゅうたくんはけんかもするけれど仲良しで、ふたりの名前の最初ととって、さんきゅうコンビと呼ばれています。ある日、だれもいなくなった教室で青い帽子を見つけますが、二人は引き算で持ち主を見つけようとします。引き算とは、今いる人たちのなかで、この帽子をもっていなさそうな人を除いていく方法です。そうやって、次々と条件に合う人を探しますが、なかなか見つかりません。最後、意外な人が持ち主でした。2016/09/08
まるす
6
子供が面白かった!と喜んでました。できるようになった引き算とお話が絡んでいるところか、小学校が舞台なのがよかったのかな?引き算する必要があったかはさておき、候補を書き出して消去していく方法は良かった。はじめの候補を網羅できるかがポイント。2023/11/12
まる
4
わたしは大好きだけど 娘は見向きもしなかった。 プレゼン力がたりない、敗北…!2022/08/06
あき☆ブラック・ベア
4
主に引き算をメインにした話なんだけど、消去法を使って帽子の落とし主を探す少年探偵団みたいなストーリー展開でなかなか楽しかった。他のシリーズも置いてあったけど、借りた子はこの本だけでいいって他は選ばなかった。他のもこんなストーリー運びだったら読んでみたいな。面白かった。2020/02/13