読書がたのしくなる世界の文学
人は、ひとりでは生きていけない。

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  • サイズ B6判/ページ数 155p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784774322544
  • NDC分類 K908
  • Cコード C8397

出版社内容情報

外国文学の名作を、日本の著名な作家・翻訳家の名訳で堪能しよう!

◎本巻のテーマは「生きる」。                                                     ●近・現代の海外文学の代表的作家の作品を、「短篇作品」の中から精選。「朝の十分間読書」にも適応。
●作家ごとの編纂ではなく、各巻に「テーマ」を設けたアンソロジーである。さまざまな作家のバラエティに富んだ作品に、読者はふれることができる。アンデルセン、グリムといった童話作家から、ツルゲーネフ、モーパッサン、ディケンズといった、現在も読み継がれている大作家の作品までを収録。
●「ニッポンの文学」同様、テキストは、現代仮名遣い、現代送り仮名を採用。原文を損なわない範囲で、一部の漢字は仮名にあらためる。漢字にはすべて、ふりがなを付す。なにより、読みやすさを追求。
●本文に脚注をほどこし、各作品扉ウラに、簡略な作家解説を付す。巻末には、各巻のテーマと収録作品を見渡す鑑賞文と、発展読書のための作品ガイド等を収録する。これらは読書の負荷にならぬよう、できるだけ短いページで処理。主として作家に関する情報を、「月報」にあたる案内書「+PLUS(プラス)」に記す。
●テーマの設定、作品セレクト、および、鑑賞文等の執筆は、読書指導のベテランである現役教師・司書らの「編集委員」に担当していただく。現在の中学生の「読書力」と「興味」を十分見据えた内容である。

【著者紹介】
千葉県公立中学校国語科教諭。日本子どもの本研究会会員。親子読書地域文庫全国連絡会会員

著者等紹介

イェイツ,ウィリアム・バトラー[イェイツ,ウィリアムバトラー]
1865‐1939。アイルランドの詩人・劇作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりん

13
「焼きパンを踏んだ娘」高慢ちきな娘が懲らしめられて終わりではなく、悲しんでくれる人たちがいて改心して小鳥になる。「母の話」とうといご褒美は名誉にだけなって別に得にならない。清浄無垢な心こそが大切。「てがみ」厳しい暮らしの少年が書いた手紙はちゃんと届くのか?「薔薇」お嬢さんの気まぐれが大きな不幸を呼ぶ。でも愛され可愛がられていた。「春の心臓」「真夏の頃」「故郷」は心情や信仰心が強い作品。このテーマがいちばん読みやすかった。2017/04/15

スズコ(梵我一如、一なる生命)

7
チェーホフと、イェーツが良かった。実は初のイェーツ。もっと読んでみたくなった。。。ところで、標題と選択された話の関連性が実はイマイチハッキリとはわからなかった。もう一度読んでみようかしらん。。。2015/07/17

お砂糖

1
童話と言えば、グリム童話とアンデルセン童話。後者は本誌の「焼きパンを踏んだ娘」が初読み。高慢ちきなインゲルのことを可哀想だと思う少女に、感動した。そういう人もいるということ、忘れたくない。 春の心臓は難しすぎた。 薔薇はとても素敵なお話。森鴎外の訳が秀逸であり、終始美しい。ラストには驚いたが、最後まで薔薇に囲まれるお嬢さんは綺麗だった。 故郷は先月授業でやったばかり。 真夏の頃(夢)が一番印象に残っており、好みなお話だった。お母さんと子供が「日の村」を目指す。途中から結末に気づき、胸が痛かった。2018/11/05

ほし

1
哲学的な童話もあったけど最後の故郷はしみじみした。2016/07/06

tomatobook

0
焼きパンを踏んだ娘を読みたくて。翻訳物はやはり苦手。2016/12/09

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