くもんジュニアサイエンス<br> ソーラーカーで未来を走る―太陽光がつくる自然エネルギーについて考えよう

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くもんジュニアサイエンス
ソーラーカーで未来を走る―太陽光がつくる自然エネルギーについて考えよう

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784774319599
  • NDC分類 K546
  • Cコード C8053

内容説明

わたしたちがつくったソーラーカー「東海チャレンジャー」は、二〇〇九年に、世界最大のソーラーカー・レースで優勝しました。世界の強豪チームが争いあう大会に、わたしたちが挑戦した目的は“レースで一番になること”だけではありませんでした。もう一つ、大きな目的があって、世界一のソーラーカーをつくることをめざしたのです。それは、なんだと思いますか?そう遠くない将来のことを考えると、石油や石炭などにたよれなくなる時代が、かならずやってきます。そのときに期待されているのが、太陽光がつくりだし、永遠にくりかえし利用できる自然エネルギーです。オーストラリア大陸を北から南へ、東京と大阪を三往復する距離を走りきるレースで、「東海チャレンジャー」が使ったガソリンはゼロ。エネルギーは、太陽の光だけでした。もう、わかりましたね。太陽光だけで走るソーラーカーには、これからの社会でとても役立つ技術がたくさんつまっています。だからわたしたちは、ソーラーカーをつくることに、けんめいに挑戦しているのです。

目次

第1章 今、なぜソーラーカーが必要なのか
第2章 世界一を実現した先端技術1―太陽電池とモーター
第3章 世界一を実現した先端技術2―充電池と省エネ技術
第4章 ソーラーカーは一人ではつくれない
第5章 世界一のソーラーカーをつくる
第6章 勝ちとった優勝
第7章 ソーラーカーが街を走る日
第8章 ふたたび世界一をめざして

著者等紹介

木村英樹[キムラヒデキ]
1964年東京生まれ。1988年、東海大学工学部卒業。1994年、東海大学大学院工学研究科電子工学専攻博士課程後期修了。博士(工学)。東海大学助手、講師、助教授を経て2007年、教授。2009年、東海大学チャレンジセンター次長。主な研究テーマは、ソーラーカーの開発、超高効率ブラシレスDCモータの開発、競技用電気自動車の設計・製作、地球温暖化等の環境対策技術、小型燃料電池自動車への電気二重層キャパシタの応用など。2000年より、Dream Cupソーラーカーレース鈴鹿技術アドバイザー。2006年より、日本太陽エネルギー学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かいと

5
石油はいろいろなものに使われてること、いつか石油に頼れなくなることを知りました。「ソーラーカーは一人では作れない」という事が書いていて、仲間と協力することで世界一の『ソーラーカー』が作れたんだと、思った。2015/02/24

シロクマとーちゃん

1
子供の借りてきた本をちょっと拝借。東海大学の学生チームが世界一を目指してソーラーカーを完成させ、レースに勝利するまでの軌跡。そこには、分野が違う多くの仲間と力を合わせることや、いろいろな場面でプレゼンをして周りの人々の支援を勝ち取ることなど、組織でのものづくりに欠かせない要素が入っていた。工学技術の進歩とは集団の力の賜物なんだなと納得。2014/09/16

Saya Kikuchi

0
単純に、ソーラーパネルで発電した電気をエンジンとかの部分につなげば車は走ると思っていたから、自分の想像以上に大変なんだなと思った。2021/11/25

mks

0
⑤A072019/04/28

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