内容説明
ワカバとアスカは、ケヤキ坂の家で、一まいの絵を見つけた。水色のワンピースを着てパラソルをさしたおかあさんの絵。それは、ハジメおじいちゃんが一年生のときに描いた若いおかあさんだったときのひばちゃん。ひばちゃんは、ワカバとアスカのひいおばあちゃんで、八十八歳。ひばちゃんは、長いあいだ生きてきたいちばんのごほうびは「ワカバやアスカにあえたことだよ」といった。
著者等紹介
山末やすえ[ヤマスエヤスエ]
東京都生まれ。世田谷で育つ。児童文学の創作を故安藤美紀夫氏に師事。日本児童文学者協会会員。「ジャングルジム」同人。現在、東京を離れ、伊豆高原にて、庭づくり作品づくりに勤しんでいる
徳永健[トクナガケン]
東京都生まれ。早稲田大学第一文学部在学中よりイラストレーターとして活動を始める。グラフィックデザイナー・ウェブデザイナーとしても幅広く活動している。株式会社クラウドボックス代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- うどんげの花 Toppu