出版社内容情報
「死」を「永遠の命」として形にしたミイラ。いま、エジプトはもちろん世界各地で、数多くのミイラが発見されており、かつミイラの研究も進んでいる。実は知っているようで知らないミイラの最新の研究結果とこれまでにないインパクトのあるビジュアルで見せたのが本書。高齢化社会の日本ではいま、「死」は誰にとっても身近にして考えざるを得ないこと。「死」を永遠の命の形として表したミイラは私たちに何を語りかけてくるのか? 人気の仏教学者の佐々木閑氏、博物館学者の宮瀧交二氏、文化人類学に精通する著述家田中真知氏の監修と解説とコラムで展開する唯一無二の「中学生から大人まで」楽しめるミイラ学本。
内容説明
守り神、即身仏、骨董品、見世物、万能薬…果てはミイラ売りまでミイラの運命でたどる「人類史」と現代に甦る「死生観」とは。
目次
序章 時代や社会が見えてくる世界のミイラ文化
第1章 エジプトのミイラ
第2章 中南米のミイラ
第3章 ヨーロッパのミイラ
第4章 ヨーロッパの湿地ミイラ
第5章 アジア・オセアニアのミイラ
第6章 日本のミイラ(即身仏)
番外編 世界のミイラ―ここにもいた!?悲運のミイラたち
1 ~ 1件/全1件