内容説明
実りの秋。世界はきんいろにつつまれる。生命力あふれる自然にふれた少女の、新鮮なおどろきと生きることの喜びを描く。
著者等紹介
中川なをみ[ナカガワナオミ]
山梨県生まれ。日本児童文学者協会所属。『きんいろの雨』がはじめての絵本
舟橋全二[フナバシゼンジ]
神奈川県生まれ。多摩美術大学デザイン科卒業。カナダ、アメリカに移住し、グラフィック制作等を手がける。現在、切り絵手法によるイラストレーションをはじめ、壁画、立体造形などの分野でも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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MI
71
この本人間も動物も影で表現した特徴的な本。きいろの雨と雨の音となんで黄色になるのだろうと考えながら読み最後にこうなんだよと教えてくれる。想像しながら読めるからよかった。2024/10/02
ヒラP@ehon.gohon
25
ページを開くごとにびっくりする色の世界です。 芸術性の高さにただただ引き込まれてしまいました。 金色の雨の正体にも感動したのですが、色を基調にした現代アートの世界に感動しました。 舟橋全二さんの絵本を追いかけたくなりましたが、あまりなさそうなので残念です。2022/11/19
mntmt
11
すごく綺麗。2020/11/14
ヒラP@ehon.gohon
10
C事業所で読み聞かせしました。2022/11/04
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
タイトルのきんいろの雨は、自然界の秋の贈り物。舟橋全二さんの切り絵が圧巻。見返しにもすずちゃんの色々なポーズがあり、表情が無くてもその愛しさが伝わってきます。2020/06/17