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内容説明
奇妙な動物の話。
著者等紹介
江河徹[エガワトオル]
1926年、大分県生まれ。東京都立大学博士課程修了(英文学)。専門はイギリス詩、とくにブレイク、イエイツの研究で知られる。立教大学、フェリス女学院大学各名誉教授
林浩一[ハヤシコウイチ]
1961年、神奈川県生まれ。多摩美術大学卒業。1986年小学館童画新人賞入賞。1988年『イラストレーション』誌ザ・チョイス年度賞入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
85
今年もまた読んでしまった『猿の手』&『黒猫』やはり動物ものの怖い話ではテッパン。フォルヌレ『草むらのダイヤモンド』詩的だけど現実的な怖さ。マリアット『狼人間』も既読だが、長編小説の挿話とは知らなかった。『けものの印』キプリングらしい異国情緒が好き。エーヴァース『クモ』そうなるとわかっていてもやっぱり恐ろしい。シリーズ中一番こわい巻だった。2019/08/16
ニミッツクラス
29
【日本の夏は、やっぱり怪談】〈其の二・洋編〉08年(平成20年)の税抜900円の単行本初版。くもん出版の児童向けの“世界の幻想ミステリー”(全5巻)の一冊で、同社89年“幻想文学館”(全5巻)の再編改題新装版となる。念のために読んでみると、翻訳鉄板作品が小学4年生程度で読めるようになっている。鉄板「黒猫」や「猿の手」に比べれば「草むらのダイヤモンド」はネタが蛍の光と恋人達の不可解な死で、因果も含めて構成がやや弱い。割愛した森鴎外「蛇」の方が良いかなぁ。「クモ」は首吊り死人続出の貸し部屋の真相。★★★★☆☆2024/07/29
アヤネ
4
2008年発売。動物にかかわるミステリー。ポー「黒猫」有名な作品。ジェイコブズ「猿の手」三つの願いをかなえてくれる猿の手。フォルヌレ「草むらのダイアモンド」黄色く光る蛍。マリアット「狼人間」山奥に隠れ住む男と子供たち。キプリング「けものの印」猿の神を冒涜した男。エーヴァース「クモ」安ホテルの一室、金曜、同じ時間に毎週首吊自殺が。。。ジュニア向け翻訳なので読み易かった。どの作品も怖くゾクゾクするが、印象深いのは「黒猫」「猿の手」。2011/12/13
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