内容説明
四年間の奉公を終え、道子は十七歳になった。あと一年がんばれば、家族が待つ実家に帰ることができる…。戦争が奪うのは、兵士の“命”だけではない。おだやかに暮らす人々の“愛”や、未来を生きる若者たちの“夢”までも―。実際の出来事をもとに、戦争の悲惨さ、平和の大切さを伝える物語。
著者等紹介
杉田秀子[スギタヒデコ]
1939年(昭和14年)、福島県に生まれる。東京学芸大学卒業。東京都の稲城市・立川市の小学校教諭を勤める。児童文学創作グループ「ドラゴンの会」に所属。日本子どもの本研究会会員
小坂茂[コサカシゲル]
1925年(大正14年)、東京に生まれる。日本児童出版美術家連盟、春陽会会員。第二十一回小学館絵画賞受賞。第八十三回春陽展中川一政賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 苦海浄土 全三部